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厳選!源泉かけ流し温泉宿♨️3|大分_鉄輪温泉 みゆき屋/2025年2月

大分旅行3日目。前日宿泊の湯平温泉を出発し、塚原温泉火口乃泉を経由して、別府駅前へ移住先候補視察に向かった。

塚原温泉は湯平温泉からクルマで30分、由布院からなら15分程度の距離にある日帰り温泉施設で、加水、加温なしの100%源泉投入のお風呂である。共同浴場(500円/人)と貸切風呂(2000円/1時間)があって、長居をしないので共同浴場に入った。お湯は強酸性だが肌への刺激はなく、温度も体感41度程度、いいお湯だった。ただし火口見学(200円/人)も兼ねた観光スポットなので共同浴場利用のお客さんが多く、脚を伸ばしてのんびり入浴、というわけにはいかなかった。ここのお湯をしっかり味わうなら貸切風呂をお勧めする。

塚原温泉を出発し、30分ほどで別府駅前に到着。クルマを停めて2時間ほど駅前をぶらぶら視察する。メイン通りにはホテル、銀行、お店が立ち並ぶものの、祝前日の日曜日にもかかわらず歩いている人が少なく裏道に入ると空き家が目立った。商店街もあったが海外旅行客を意識した飲食店が多く、昼間であったからか、店はほとんど閉まり人影もまばらだった。期待が大きかったのもあって、思いのほか活気を感じることができずに少し残念な気持ちになりつつ、本日のお宿、鉄輪温泉みゆき屋に向かった。

鉄輪温泉 みゆき屋

別府エリアの温泉宿は、高級旅館、大型ホテル、素泊まり民宿が多く、我々の予算で「十数室、源泉かけ流し・一泊二食付きのお宿」を見つけられず、ビジネスホテル+外食+外湯を検討したが、やはり温泉は気が向いた時にすぐ入れるほうがいいね、ということで民宿に絞って探し見つけたのが、今回のみゆき屋である。別府温泉とは別府エリアの八つの温泉地の総称であり、その中に別府温泉、鉄輪温泉、その他6つの温泉地がある。よく見かける、街からたくさんの湯煙が上がる風景(この記事のトップ画像、Canvaから拝借)は広義では別府温泉なのだが、厳密にいうと鉄輪温泉の風景であり、みゆき屋はこの湯煙風景の街の中にある。

外観

お宿外観

みゆき屋は2つの建物が中で繋がっているつくりのお宿。昭和15年創業の湯治宿で、80歳前後の女将の一美おばあちゃんが、入れ替わり立ち代わりお手伝いにこられる近所にお住まいと思われる皆さんとともに営んなんでおられる。宿と合わせて古美術販売もされており、宿の中は骨董品がところ狭しと並んでいる。

お部屋・調理場

お部屋
調理場

画像の宿泊した部屋は6畳で大人2名の布団を敷いて、こたつがギリ使える状態だが、寝るだけなら十分な広さだ。湯治宿なんで当然冷蔵庫、洗面台、トイレは共用で、キレイに清掃された調理場が備えてあった。

お風呂

内湯(貸切)
内湯にあるむし湯
露天風呂①
露天風呂②

お風呂は全部で3つ。内湯が一つと露天風呂が2つ、いずれも貸切風呂である。事前予約は不要で、空いていれば自由に入れる。お宿に行ってから知ったのだが、内湯にある蒸し湯が日本の蒸し風呂発祥の地らしく、この蒸し湯はかつて「マツコデラックスの月曜から夜更かし」で「全国の〇〇が困難すぎるを調査した件」として紹介されたらしい。そう、とにかく入り口が小さくて入るのが難しいのだ。中は大人一人に十分なスペースだが、入っていく際に四つん這いになるので、膝が痛かったり、背中が入り口にあたったりでとにかく大変だった。蒸し湯自体の気持ちよさはともかくとして、偶然にも貴重なお風呂に巡りあえた。
お湯は高温の源泉を注ぎ、熱ければ加水する感じで体感42度程度、時には熱い温泉も心身がシャキッとしていいものだ。残念だったのは、宿泊の夜、誰かが露天風呂のお湯を止めてしまったのか、露天のお湯がぬる過ぎて入れず、残る一つの内湯が順番待ちで入れなかったことだが、まぁ時にはこんなこともある。

夕食(外食)

湯治宿ということで、お宿に夕食は付いていない。宿から歩いて10分程度のところに人気の地鶏炭火焼きの店「ひでさん」があったので事前に予約して訪問。朝締めの新鮮な鶏肉を、刺身、炭焼きでいただく。炭火焼きはお店特製のさっぱりした橙酢がとても合って非常に美味しかった。サイドメニュー、お酒も含め、目一杯頼んで2人で1万円程度、お宿で夕食代がかからないことを考えると良い選択ができた。

朝食

朝食は予約時に選択する。朝食付きだと一泊2000円アップ。時間は8:00か、8:30で選べた(と思う)。焼き魚、炒り卵は冷めちゃってたけど、湯治宿の宿泊料金で、女将とお手伝いさんが少ない人数でたくさんのお客さんの分を用意してくれていることを考えると十分満足な内容だ。

宿泊情報

鉄輪温泉 みゆき屋(大分県別府市鉄輪)
・アクセス
 別府駅から車で15分程度。
・部屋数:
 11部屋らしい
・入浴可能時間(予約不要の貸切)
 チェックイン14:30~23:00
 朝5:30~10:00チェックアウト
・温泉独占度
 貸切制なので独占100%
 お客さんが多いと、待ち時間が発生。
 ※当日の宿泊は満室らしく11組25名程度
・料金:8,600円/1名(朝食付き)
 ※朝食なしなら6,600円/1名
 ※休日、2名1室、お宿へ電話で直接予約

https://miyukiya.net/

あとがき

3つの温泉宿の宿泊を終え、帰路につく4日目は寄り道をしながら18時発の飛行機に乗るべく、福岡空港を目指した。
寄り道の一つは、移住先人気ランキングで最近上位の「豊後高田市」、もう一つは、はにわ好き・古墳好きの妻の要望に応え、福岡の「王塚装飾古墳」である。豊後高田市は、子育て支援が充実している若い夫婦に人気移住地と聞いていたので、にぎやかなで活気のある街をイメージしていたが、そういった家族をあまりみることがなく、街中にスーパー、病院は一つずつしか見かけず、これからシニアに向かう我々夫婦の移住先としてはあまり魅力的に映らなかった。メディアの情報だけでなく、実際に自分で訪れた際のフィーリングが大切であることがわかり良い勉強になった。
「王塚装飾古墳」は日本を代表する装飾古墳で古墳内部の石室全体に色彩豊かな模様が描かれている超一級の古墳であり、原寸大の石室レプリカを見ることができる貴重な場所なのだ、と妻から興奮気味に説明を受け、最後の寄り道として訪れた。詳細は割愛するが以下の画像を見て「ふーん、そうなんだ」と思っていただければ幸いだ。私もその感想だ。

古墳現物
石室レプリカ

そんなこんなで3泊4日の福岡・大分の旅を終え、無事家に帰ってくることができた。福岡空港からタイムズカーシェアリングを使い、九州北東部をぐるっと一周、実走行距離500kmの旅だった。


≪1日目、2日目の記事は以下からどうぞ≫

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