#192 私らしいリーダーシップを見出す
前回は、
谷を超えるための二つ目の要素として
「仲間がいる場」について書いた。
仲間を通して見える「景色」
前回、
仲間がいることで、
自分とは違う視点で
自分の現在地の景色を見ることができる
ということを書いた。
同じヒントを聞いても、
人によって見える景色は違う。
同じ課題に向き合っていても、
人によって捉え方は違う。
だからこそ、
仲間が見ている景色が、
自分にはない気づきを与えてくれる。
これが、
仲間がいる場の大きな価値の一つである。
そう考えてきた。
仲間を通して見える「自分」
研修が進むにつれて、
参加者たちは少しずつ鎧を脱いでいった。
👉悩みを語り、
👉迷いを語り、
👉本音を語るようになっていった。
これは
自分が鎧を脱ぐだけではなく、
仲間が鎧を脱いだ姿も見ることになる。
すると、
その瞬間、視点は再び自分に戻ってくる。
「では、本当の自分はどうだろう?」
深い問いが生まれる。
仲間との違いが教えてくれること
仲間にはできて、
自分にはできないことがある。
それを知ると、
少しだけ凹む。
「あんな風にできたらいいのに」
「自分は、あの行動は取れない」
そんな気持ちになることもある。
一方で、
自分にはできて、
仲間にはできないことも見えてくる。
すると、
「こんなに違うんだ・・・」
という気づきが生まれる。
同じ責任者候補として選ばれたメンバーなのに、
👉得意なことも、
👉強みも、
👉人との関わり方も、
👉理解の仕方も
👉未来の見方も、
こんなに違う。
一人ひとりに、それぞれの長所がある
違いに気づいた先で、
もう一つの発見がある。
それは、
一人ひとりの
それぞれの長所であるということ。
👉強く引っ張る人もいる。
👉静かに支える人もいる。
👉未来を描くのが得意な人もいる。
👉人と人をつなぐのが得意な人もいる。
リーダーシップにも、
いろいろな形があることを知る。
私らしいリーダーシップ
ある参加者が、
後半のコーチングの中で
こんなことを言っていた。
私は、彼らのようなリーダーシップは取れないけれど、
私らしいリーダーシップがあることに気づきました。
私はこの言葉がとても印象に残っている。
リーダーシップには、
唯一の正解があるわけではない。
誰かの真似をすることでもない。
大切なのは、
👉自分の強みを知り、
👉自分らしい形で人に影響を与えることである。
この彼は自分らしいリーダーシップを見つけた。
仲間は、自分を知る鏡になる
仲間との対話は、
他の人の目で現在地を見る機会であると同時に、
自分自身を知る場でもあった。
私は今回の研修を通じて、
仲間がいる場を創ることで、
人は最終的に
「自分らしいリーダーシップ」
を見出す。
