[おひとりさま] HiGH&LOW THE 戦国 外伝を観に行く
2026/07/23(Thu)
普段から、楽しい予定であっても、当日、場合によっては前日になると、何故か行きたくなくなるのが常だったりする。行きたくないと思いながら朝目覚めて、行きたくないと思いながら準備をして、行きたくないと思いながら駅へと向かう。行きたいと思って予約を入れた筈なのに、行きたいと思ってチケットを取った筈なのに、その気持ちは一体全体どこへやら。実際は、現地に着けば、それなりにちゃんと楽しめるものの、如何せん、行きたくない気持ちは毎度必ず襲ってくるから困りもの。
況してや、暑い夏ともなれば尚のこと。
梅雨が明けた途端、全く以て容赦の欠片も無い猛暑っ振りに、前日に天気予報を目にした途端、案の定、「行きたくね〜〜〜」という言葉が自然と溢れ出す。こんな気温の中、外出をするだなんて、正気の沙汰とは思えない。舞台のチケットなんぞを取った数ヶ月前の自分を呪いそうにすらなる。
それでも、空席を作る訳にはいかぬと、全身から無け無しの気力を掻き集めて、何とか家を出る。
◇カフェ カルディーノ/ランチセット
劇場最寄駅の池袋に着き、観劇前にまずは腹拵え。
暑いので、店を求めて外を歩き回る気なんて更々無く、地下にある池袋ショッピングパークの一角、カフェ カルディーノへと入った。あのカルディが運営をするカフェ。予てより1度ぐらい入ってみたいと思っていたことだしちょうど良し。
正に11:00を回ろうかという時刻で、ランチセットが注文可能だった為、それを頼む。サンドイッチ、サラダ、コーンスープ、ドリンクのセット。サンドイッチはモッツアレラ&トマトを、ドリンクはアイスコーヒーを選んだ。

サラダのみならず、サンドイッチも野菜たっぷりなのが嬉しく、野菜も瑞々しかった。
セットのボリュームも十分。
店内は、平日だからというのもあろうが、6割程が年配の方だった。「いつもので宜しいですか」と店員が声を掛けている方もちらほらといて、意外と近所のお年寄りの憩いの場となっているのかもしれない。向かいに構えるスターバックスとの客層の差が明らかだった。
◇HiGH&LOW THE 戦国 外伝
昼ごはんを食べ終え、会場となる東京建物 Brillia HALLへと移動をする。
本日の演目は、HiGH&LOW THE 戦国 外伝だ。


HiGH&LOWと私の出会いに関しては、以前に2回記事で触れたことがあるので、ここでは割愛。
今作は、ハイローはハイローでも、戦国の世の物語、その外伝となる。2年前にも、HiGH&LOW THE 戦国として、戦国の世を描いたハイローの舞台が上演をされており、その直接の続編という訳ではないものの、ザ戦としては2作品目だ。
元々、ハイローは、かなり大雑把に説明をすれば、ヤンキーが仲間の為に戦う物語だ。
なのに、戦国が舞台。
じゃあ、果たしてハイローとは何なのか、何を以てしてハイローを名乗っているのか、ずっと追っている身からしても未だに分からない。
にも拘らず、いざ観劇をしてみると、ザ戦もまた紛れも無くハイローだと感じられるから不思議だ。
今作のザ戦 外伝もハイローらしさ全開の作品だった。
そして、LDHと宝塚歌劇の融合でもある。一見親和性が然程高くなさそうなコンテンツ同士が、見事に融合をしているのがザ戦なのだ。
今回の作品は、私にとっては推しの出演が無く、一応ハイローだし程度の熱量でチケットを取った舞台だった。
が、そういうときに限って、最前列ほぼセンターという席を引き当てるから、私のチケ運は本当に良く分からない仕事の仕方をする。
最前列だと、ずっと壇上を見上げる形となる為、首が疲れるし、近過ぎて、全体の演出を把握をすることも難しい。
それでも、最前列だからこその殺陣やアクロバティックなダンスの凄まじい迫力に、想定以上にめちゃくちゃ楽しむことができた。
特に、最前列で浴びた小澤竜心演ずる寿星桃太夫の男花魁姿があまりにも艶やかで素晴らし過ぎて、少し前に観ていたドラマ、終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-のあの青年と同一人物だとはとても思えず、脳がバグりそうになったし、思わず齧り付くように魅入ってしまった。
ロクでもない親にそれでも愛されようとしているキャラなのも個人的にツボに嵌った。
2幕の出だしが♪オオオーオオオー♪のハイローお馴染みの曲で始まったのにもやはりテンションが上がったし、幕間でHIGHER GROUNDを始めとするハイローの曲がずっと流れていたのも嬉しかった。
出掛ける前は、あんなに行きたくないを連呼をしていたと言うのに、現金なもので、観終える頃には、すっかりそんなことも忘れて、来て良かったと心の中で何度も繰り返していた。
やっぱり多少無理をしてでも外の世界に出た方が人生は面白いということを改めて感じた瞬間だった。
◇タカセ
終演後は、夜ごはん用に、ついでに翌日の朝ごはん分も、パンを買って帰ることにした。
本日は夫が会社の飲み会で夜ごはん不要の日なので、1人分だけ料理をするのは至極面倒だし、何より、いつだってベーカリーのパンを食べる機会を虎視眈々と狙っているのが私なのだ。
まだ陽射しが強く極力歩き回りたくないというのもあるし、帰宅ラッシュの前にさっさと帰ってしまいたいというのもあって、道すがらで寄れるタカセに入ることにする。
最近のオシャレなベーカリーもいいが、昭和の雰囲気漂うベーカリーはベーカリーでこれもまた悪くない。
サーモンとほうれん草のキッシュ
紅茶シナモンアップル
モカドーナツ
アポロ
2食分ということで、遠慮無く沢山購入。

紅茶シナモンアップル
モカドーナツ

アポロは、昔からあるタカセの看板メニューの1つなれど、暑い中持ち帰って来たせいで、珈琲味のアイシングがデロンデロンに融けてしまい、家に辿り着く頃には酷い有様になっていた。夏はアイシングやグレーズの施された商品は宜しくないということをうっかり失念。
とは言え、食べるのには支障が無いので、翌朝、手をベトベトにしながら頂く。食べるとどこか懐かしい味がした。
他は、サーモンとほうれん草のキッシュが、小振りながらもどっしりとしていて、アパレイユがふわふわで、特に美味しかった。
自宅最寄駅に到着をしたのが17:30頃。
そろそろ夫が飲み会に出掛ける時間、入れ違いになるだろうと踏んでいたら、何と改札の前で夫にバッタリと出会した。夫は改札に入るところ、私は改札を出るところ。ナイスタイミング過ぎる。
その場で「行ってらっしゃい。気を付けて」と言って別れる。
大したことじゃないと言えばそれまでのこと。でも、こういった偶然はちょっとばかし嬉しい。
☆今日の赤
東京建物 Brillia HALLの赤い大階段。
レッドカーペットをモチーフにデザインをされているとか何とか。

下段中央部は座って休憩をすることも可能。
但し、飲食は禁止。
なのに、近くのゴンチャで買った物を持った若者5人組が、禁止事項の書かれた立て看板の前に陣取って堂々とドリンクを飲んでいた。
彼らは、日本語の読み書きはできても、もしかしたら内容を理解をする頭は持ち得ていないのかもしれない。(ルールは守れ。)
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