父との電話で気づいた、残された時間のこと
先日、久しぶりに父へ電話をしました😊
その日はデイサービスもない日。
朝電話をすると不在。
1時間ほどしてもう一度かけても不在でした。
(どこか出かけているのかな)🤔
そう思っていたら、父から折り返しの電話がありました。
聞けば、朝から庭の芝生の手入れをしていたとのこと。🌾
先週雑草を取ったので、また生えてこないように
ホームセンターで買ってきた目土を入れていたそうです。
90歳なのに、一人で元気に作業ができるのは、
とてもありがたいことです。
でも、
連日の猛暑🥵
話を聞きながら、私は少し心配になりました。
案の定、父は
「腰が痛くて疲れたから、今ベッドで寝ている」🛌
と言います。
(わかる、わかる)
庭仕事や草取りって、やっている時は夢中なんですよね。
でも、終わって立ち上がろうとした瞬間、
「イタタタタ……」となる。
私でさえそうなんですから、父にとってはなおさらでしょう。
そんな話を聞きながら、ふと気になることがありました。
少しだけ、父の呂律が回りにくいような気がしたのです。
疲れているからかもしれない。
たまたま、その日だけかもしれない。
でも、前に話したのはいつだっただろうと考えたら、
もう2週間ほどたっていました。
たった2週間。
でも、そのわずかな時間の中にも、
親は少しずつ年を重ねているのだなと感じました。
🌸母との朝の電話を思い出した
父と話しながら、母のことを思い出していました。
母が生きていた頃。
私は、ほぼ毎朝のように母と電話で話をしていました。
寂しがり屋だった母は、父がまだ寝ている早朝、
5時頃によく電話をかけてきました。
当時は、
「また電話?」と思うこともありました。
忙しい日には早く切りたくなることもありました。
でも、母が入院したり体調を崩したりするたび、
当たり前の日常は当たり前ではない
ということを思い知らされました。
だから途中から私は、
電話の最後は必ず
「ありがとう」
で終えるようになりました。
もし、その電話が最後になったとしても後悔しないように。
今振り返ると、母に対しては
「やれることはやった」🍀
と思えています。
もっとこうしてあげればよかった、
という気持ちが全くないわけではありません。
でも、自分なりに精一杯関わった。
そう思えるのです。
🍀同じ親なのに、気持ちは違う
こんなことを言うと驚かれるかもしれませんが、
私は、母と父に対して同じ気持ちではありません。
母には感謝しています。
私をこの世に送り出し、育ててくれました🌸
そして母自身も、きっと必死だったのだと思います。
当時のさまざまな事情や苦しさの中で、
自分でもどうしようもない気持ちを
父や子どもにぶつけてしまったこともあったのでしょう。
それを私は、反面教師として
「自分はこうありたい」
「こういう親になりたい」
ということを母から学ばせてもらいました。
感謝しています。
本当に。
でも父に対する気持ちは少し違うのです。
父が亡くなることを想像すると、
とても寂しい。
胸の奥がぎゅっと締めつけられるような気持ちになります。
振り返ると、父との思い出は温かいものばかりです。
口下手な父でしたが、その分、遊び道具を作ってくれたり、
自営業で仕事が忙しく、一緒に何か遊んだ記憶は少ないのですが、
私たちのために、がんばって働いてくれていると思えていました。
こうして書いていて思いました。
私、やっぱりファザコンですね🤣(笑)。
✨今からできることをしておきたい
だから最近、よく考えます。
そろそろ心の準備をしておかないとな、と。
心の準備というのは、
諦めることではありません。
後悔を減らすための準備です。
父が今一番気にしていることは何だろう🤔
きっと、自分が亡くなった後の家のこと。
そして私たちきょうだい、子どものこと。
そんな気がします。
だったら私は、
生きている間にその心配事を少しでも減らしてあげたい。
残された時間を、不安や心配ではなく、
安心や楽しさの中で過ごしてほしい。
そう思うのです。
母が亡くなってからしばらくは、
父のことが心配で2、3日に一度は電話をしていました。
それがいつの間にか週に一度になり、
今回は気づけば2週間もたっていました。
(そんなに頻繁に話す?と思われるかもしれませんね😅)
父は私の電話を嬉しそうに受けてくれました。
口数の少ない父が
(以前よりもよく話すようになったなぁ)と思いながら、
(寂しかったのかな)と少し申し訳ない気持ちにもなりました。
🍀5分の電話が未来の自分を救うかもしれない
介護は突然始まる場合もあります。事故なら、突然です。
でも、家族との時間は、
静かに、少しずつ過ぎていきます。
母を看取った今だから私は思うんです。
父が元気な今、5分でもいいから話をしておこうと。
何気ない会話でいい。
天気の話でも、庭の話でも、テレビの話でもいい。
そんな小さな積み重ねが、
いつか自分自身を支えてくれると思うんです。
私もまた、父に電話をする回数を少し増やそうと思います。
そして、いつかその日が来た時、
「もっとこうしておけばよかった」ではなく、
「できることはやったよ」
と父にも、自分自身にも言えるように。
そんなふうに、これからの時間を大切にしていきたいな
と思った父との電話でした。
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