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コーチングを学ぶとなぜうまく行くのか?あの時、僕は完全に行き詰まっていた

今から振り返ると恥ずかしい話だ。僕自身も自分を充分に活かせていない感覚が内側にくすぶっていた時期がある。もう、何年前になるだろうか。コンサルタント会社からコーチング会社(現:コーチエィ)に転職したのは。
当時の僕は「コーチング」を知らなかった。

その後の独立経緯などは、コチラに記載https://note.com/essential_coach/n/nf612276b47f0

何のきっかけで知ったのかは、忘れてしまったが、「強制的でなく、その人が行きたいところに行く」「その人のらしさを活かす」みたいなことがすごく良いことのように思えて、コーチングの世界へはいった。


「観察」が教えてくれたこと

コーチングに関わり始めた頃、僕は一つの習慣を身につけた。それは「うまく行っている人」の徹底的な観察だ。
すると、驚くべき発見があった。

同じ営業部にいるAさんとBさん。同じ商材、同じターゲット、同じ市況なのに、なぜAさんは毎月目標を達成し、Bさんは苦戦し続けるのか?
観察からみえてきたことは、考え方の違いだった。

Aさんは失敗した時、「なぜ失敗したんだろう?次はどうすればいい?」と未来に向かって考える。一方Bさんは「またダメだった...やっぱり自分には向いていない」と過去に引きずられる。

Aさんは「今月は新規開拓に集中しよう」と自分で決めて動く。
Bさんは「上司に言われたから仕方なく」営業活動をしている。
この差は何なのか?

質問が変われば、人が変わる

ある日、僕は思い切ってBさんに聞いてみた。
「もしも、制約が何もなかったとしたら、どんな営業をしてみたい?」

「もしも、制約が何もなかったとしたら――」
この質問には、クライアントの思考の枠を外す狙いがある。
Bさんの頭の中を一度フラットに、自由にしたかったのだ。

その瞬間、Bさんの表情が変わった。
「うーん」と頭を少し後ろにそらし、視線が右上から左へと動く。
そして、何かを見つけたように目がぱっと輝き、力強く開かれた。

実は……お客様ともっと深い関係を築きたいんです。
今の営業は数字ばかり追いかけていて、気持ちが乗らないんですよね」

この一言を境に、僕のBさんへの関わりも変わった。
彼が本当に気持ちを込めて取り組める行動を、二人で一緒に探していった結果――
Bさんの営業成績は、みるみるうちに伸びていった。

Bさんとのやり取りを通して、はっきりと気づいたことがある。
関わり方次第で、人の可能性は開かれることもあれば、逆に閉ざされることもある――。

では、相手の可能性を開くために、どんな意図を持てばいいのか。
答えは明快だった。

「この人がうまく行くには、どこへ向かえばいいのか?」
その問いを抱き、可能性の広がりを探り続ける意図こそが鍵なのだ。

「うまく行く」の法則を探る日々

そこから僕の関心は、コーチングの質問スキルよりも「人がうまく行く法則」そのものに向かった。
組織で20年以上、様々な人と関わってきて見えてきたのは、うまく行く人には共通した「思考の癖」があるということ。

可能性にフォーカスする人は、「どうすればできるか?」を考える。
過去にフォーカスする人は、「なぜできないか?」を考える。

自分の欲求に従う人は、自らの「やりたい」で行動する。
他人の期待に応える人は、人の「これをしてほしい」で行動し、ときに疲弊する。

今と未来に生きる人は、常に前進している。
過去にとらわれる人は、同じ場所で足踏みしている。

観察の結果、僕なりにまとめた思考の違いです。

コーチングで扱う質問は、相手の考えかたに焦点をあてていく
「どうすれば可能になりますか?」
「あなたは本当は何をしたいのですか?」
「理想の状態に向けて、今日できることは?」

気づいた時には、自分が変わっていた

面白いことに、僕がこの「法則」を他の人に使い始めると、僕自身の働き方も変わっていった。

失敗した時、「なぜ失敗したのか?」ではなく「次はどうすればうまく行くか?」を考えるようになった。

やらされ感のある仕事でも、「この仕事を通じて、自分は何を得たいのか?」を自分にも問うようになった。

問題が起きた時、「誰が悪いか?」ではなく「どうすれば解決できるか?」にエネルギーを向けるようになった。
つまり、他者に活かせばコーチングになるし、自分に活かせば自分がうまく行く
これがコーチングの本質だと僕は、思っている。

実は、あなたも既に知っている

ここまで読んでくれたあなたは、きっと気づいているはず。
あなたの周りにも「なぜかうまく行く人」がいると思う。その人は、どんな質問を自分に投げかけているだろうか?どんな思考の癖を持っているだろうか?

そして、あなた自身はどうだろう?
もし今、「思うようにいかないことが多い」と感じているなら、それはスキルの問題ではないかもしれない。自分自身への質問の仕方、つまり「思考の向け方」の問題かもしれない。

コーチングクラスで学ぶということ

さいごに、僕がライフワークとして取り組んでいる
エッセンシャルコーチングクラスについて少しだけ紹介したい。

僕が伝えたいのは、単なるコーチングの技術ではない。
それは「人がうまく行くための法則」――
つまり、その人の思考そのものに関わる方法だ。

  • どんな質問が、可能性を開くのか?

  • どんな視点が、行動を生み出すのか?

  • どんな関わりが、相手の力を引き出すのか?

これらを体系的に学び、実践し、身につけていく環境を
僕たちはつくり続けている。
そして僕たちだけではなく、自分自身や相手の可能性を広げることに関心をもつ仲間をこれからも増やしていきたいと考えている。。

ひとつだけ質問を

この記事を読み終えた今、あなたにひとつだけ質問したい。
「もしも、思考の向け方が変わることで、あなたの仕事や人生がもっとスムーズになるとしたら、それは学ぶ価値があると思いますか?」

答えがYESなら、まずは体験クラスに足を運んでみてほしい。

Writing
エッセンシャルコーチングクラス
メインファシリテーター/コーチ
原田大輔



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