値引き交渉が通る物件と最初から無理な物件の違い店長が「交渉させない」と判断する瞬間
家を買うとき、多くの方がこう考えます。
値引き交渉は一度はしておいた方がいい。
言うだけならタダだと。
ただ、判断する側に長くいた立場から見ると、
その考え方はかなり危ういものでした。
なぜなら、値引きは交渉の場で決まるものではないからです。
ほとんどのケースで、
買主が口を開く前に結論は出ています。
値引きできるかどうかは交渉前に決まっている
自社で買い取った物件であれば、販売を始める前に必ず決めます。
この物件はいくらまでなら下げていいのか。
これ以上下げると会社として利益が残らないラインはどこか。
販売が始まってから考えることはありません。
あとから下げると、
なぜ最初に決めなかったのかと上から詰められるからです。
エンドの売主物件でも同じです。
ローン残債を割ると売れない。
この金額以下では絶対に売らない。
こうした事情は、営業マンがすでに把握しています。
つまり、値引き交渉は
スタートラインに立つ前から
できる物件と、最初から無理な物件に分かれています。
本当は下げられる物件でも下げなくなる瞬間がある
ここまでは、まだ表の話です。
本当に知られていないのは、ここからです。
本当は下げられる物件でも、
買主の出方次第で下げなくなることがある。
これは金額の問題ではありません。
態度です。
話し方です。
その場の空気です。
内覧後の何気ない一言で評価が変わる
内覧が終わったあと、何気なくこう言う人がいます。
とりあえず値引きできますか。
100万円くらい下がるなら考えます。
深い意味はありません。
言うだけならタダ。
多くの人がそう思っています。
ただ、その一言で、
現場の評価が変わることがあります。
理由のない値引き。
根拠のない金額。
買うかどうかも曖昧なままの交渉。
この瞬間、
この人は本気ではないと判断されることがあります。
多くの買主が無意識にやっている行動
ここで一度、振り返ってみてください。
他にも物件を見ていることを強調した。
まだ決めきれないと伝えた。
それでも金額の話だけは先に切り出した。
値段が合えば考えるという言い方をした。
営業マンを交渉相手のように扱ってしまった。
どれも悪気はありません。
多くの買主が無意識にやっています。
ただ現場では、こう見られています。
この人はまだ本気ではない。
条件次第で動くかもしれない。
でも今すぐ決める人ではない。
この評価がついた瞬間、
値引きの優先順位は下がります。
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