フロンガス規制への対応とCO₂冷媒使用試験器の国内リリースについて
Weiss販売課の片山です。
6月末になり本格的に気温と湿度も上がってきまして夏を感じられるところ、冷媒関連で涼しい話題を提供いたします。
先日もニュースリリースさせていただきました、Weiss社のCO2冷媒を搭載した環境試験器の販売リリースの背景につきまして…

2025年1月から欧州におけるフロンガス規制の強化により、GWP値が高い冷媒を含む製品の輸出入がより厳しく制限されることとなりました。2024年中に受注しました旧冷媒使用の試験器であっても、2025年3月以降はEU域内での滞留が許されず、強制的にドイツから日本へ輸入しなければならない状況となっておりました。
このような規制強化を受け、環境意識の高い欧州においては、R23およびR449A冷媒を使用した機器の取り扱いが困難になってきています。弊社のパートナー企業であるドイツのWeissTechnik社では、これらの規制に対応するため、R23およびR449Aを使用した試験器の製造を縮小し、2025年1月より環境負荷の低いCO₂冷媒(R744)を使用した新型恒温恒湿試験器を正式にリリースいたしました。これに伴い、弊社においても日本国内のお客様へいち早くCO₂冷媒を使用した試験器を提供すべく、同製品の輸入・販売を決定し、2025年6月23日より正式にリリースを開始いたしました。
今後も弊社は、環境規制に対応した製品のご提案を通じて、お客様の課題解決と持続可能な製品導入をサポートしてまいります。
リンク:CO2冷媒搭載装置・ニュースリリース
【ニュースリリース】国内初、GWP1のCO₂冷媒を採用した環境配慮型 低温恒温恒湿器の販売を開始|ETAC
R469Aの現在
尚、日本国内で生産されている機器でR23を使用している場合、ヨーロッパ諸国への輸出が困難になってきていると思います。その際はR23の代替え冷媒R469Aを充填して入れ替えてみることをご検討していただくことはいかがでしょうか?-60℃までですとドロップインができ簡単に代替え冷媒として使用が可能となります。-70℃までですと一工夫で到達できるようになりますが、詳細はオンライン問い合わせでご相談いただけますと幸いです。すでに業界ではR469AをR23の代替えとしてドロップインしていただいて製品化しているメーカー様も増えてきております。実績も2021年から現在まで徐々に増えてきているため是非この機会に使用してみてください。

リンク:R469A・ETACホームページ
ETAC LOWGWP
