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やさしさは、心と理性で選ぶ

“あなた自身を守りながら”、誰かをあたたかく包みこむ。そんなやさしさを育てよう。

やさしさは、心と理性の両方で選ぶもの。

誰かのために、つい頑張りすぎてしまうことってある。
でも、“身を削ること”が必ずしも正解じゃない。
本当に大切なのは、心も、理性も、大事にすること。

たとえば、ある日の出来事。

私は小さなホテルを運営している。
海外からのゲストさんが、「抹茶と着物体験がしたい」と相談してくれた。

本来、私たちのサポート範囲は
タクシーを呼ぶ、レストランの予約代行まで。
それ以上は、ツアーコンダクターのようになってしまうので、基本は行っていない。

でも、どうしても体験したいという気持ちが伝わってきて、
6〜7件も電話をして、なんとか予約を取った。

そして当日。
私は本当は公休日だったけど、さらに「荷物を預かってほしい」という依頼が届いた。
通常は事故防止のため、荷物預かりはしていない。

「どうする?」
迷った私は、いったん理性で考えた。

・リスクはある
・でも、もしできるなら、この旅の思い出づくりを手伝いたい

心に聞いてみた。
何を優先する?
「できるなら助けたい」って思った。

だから、今回は自己責任で預かることにした。

結果、何事もなく荷物を引き取ってもらえて、
後日、満点のレビューと温かいメッセージをもらった。

この経験から思ったこと。

・心だけで突っ走るのも違う
・理性だけで断るのも違う

一度立ち止まって、
リスクを冷静に見て、心に「それでもやりたい?」って聞くこと。

もし心がYESをくれたら、
きっとそれは、あなたにしかできない優しさになる。

最後に。

失敗しても大丈夫。
命までは取られない。
ゆっくり、自分のペースでいい。

やさしさは、
“身を削ること”じゃなく、
“心から与えること”で広がっていく。

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