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街のリズム&ノイズ


世界中の国で一番多く走り込んだ国は、日本国内を除けば間違いなくイタリアだと思う。(でも画像はパリ。)
1993年に初めて入国してから最も多くの街と街を繋ぐ道路を走り込んだのはイタリアでした。
初めての上陸日、マルペンサ空港に到着した時点で雷雨。しかもかなり激しいレベルで豪雨の上に稲妻が光るたびに雷鳴と共に森の中の風景が一瞬浮かび上がり、そして消える。
バスの中からそんな景色と呼べない暗闇にフラッシュが光るたびに映し出される光景を眺めて自分はこの国に歓迎されているのか嫌われているのかをぼんやり考えていた事を覚えています。
その年の自分のイタリアはアルファロメオ尽くしの一年で、アレーゼ本社、ムゼオ、ドイツに渡りシンゲンで雨のレース観戦というDTMとアルファロメオにリードされていました。
その後再度イタリアに入国したのは1996年9月、MonzaでのF1の観戦をする事をメインにしたライフワークを始めた事をきっかけにしています。
ここからイタリア各地を走る旅が始まったと言えます。
Milanoでの滞在はF1観戦を含めて4日間。その後Modenaに移動して2日間は仕事をする。
この間に走った区間はミラノからアレーゼ、ミラノからモンツァ(2往復)そしてミラノからモデナ、モデナ市内とマラネッロ詣。
この年から自分のイタリア走りが始まったと言えます。
最初に感動したのはラウンドアバウトの存在でした。信号機のない中心に円を描く交差点に関して、予備知識なしで挑んだ時の緊張感は今でもかなり鮮明に覚えています。入ったは良いが出るに出れず2週目に入る事も多々あり、この仕組みを知る同乗者に怖い思いをさせた事は間違いないと思います。
このラウンドアバウトを攻略した事で今後の欧州でのクルマのドライブが格段にスキルアップしていったことは間違いのない事実かと思います。
日本では馴染みの少ないこの交差点の通過に自信を持つ事は、通行区分帯の相違を理由に多くの方が渡欧した各国での運転を控える事からの脱却に繋がると思えます。右側通行とか左側通行という区分帯の問題は郷に入っては郷に従えですぐに慣れます。
重要なのはその街のリズムに乗る事、スピードに乗る事、ルールに乗っかる事だと思います。
どの国にもローカルなルールは存在するし、スピード感は各々だし、リズム感もバラバラと言えます。
その感覚的な部分をドライブする事が楽しい訳です。
自分としては街を走る、流す、停める、再び走り出すというクルマの運転が好きなんです。
ここまでのnoteで少しだけ語るのは自分がドライブした楽しい記憶とそれに付随するその時代の記憶、想い、世代感を残せたらという想いです。
この先に少しずつそんな楽しいドライブの記憶を記録として残していける努力をしていこうと思います。
初めてのイタリアドライブはMilanoから。
初めてのラウンドアバウトは2周。
アウトスタラーダのスピード感は最高。
夕方のModenaの街の喧騒はドライブのワクワク感が高まる。
「俺がDRIVE」した欧州の最高のリズム&ノイズを感じる街、実はParis。
次はParisのドライブを残したい。
毎年9月のMonzaが始まるとこの時のDRIVEを思い出します。


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