筑波大附属小の三次抽選に落ちた我が家|考査を突破したのに玉に消された1年と親の飲み込み方
考査を突破して二次を通過したのに、最後の抽選で不合格──これは実力不足ではなく、制度上の「運」に弾かれた結果です。だからこそ悔しさは深く、消化にも時間がかかります。この記事では、抽選で落ちた親の気持ちの整理の仕方と、併願を組んでいなかった家庭が抽選後に取れる現実的な選択肢を、具体的にお伝えします。
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「考査で結果を出したのに」の残酷さは、制度の構造から生まれる
筑波大学附属小学校の入試は、ほかの学校とはまったく違う設計になっています。入試は1次抽選 → 2次考査 → 3次抽選の3段階選考で、最初と最後に抽選がある──これが筑波大附属小の入試の最大の特徴です。
つまり、どれだけペーパーや行動観察、運動で力を出し切っても、最後にもう一度「くじ」が待っている。親の面接はありませんが、作文が出題され、子どもの考査中に25分ほどで書き上げなければなりません。親も子も総力戦で臨んだあとに、実力とは無関係の抽選で明暗が分かれる。この「がんばったのに最後は運」という構造こそ、多くの家庭を苦しめる正体です。
数字で見ると残酷さがより際立ちます。募集人員は128名で男女64名ずつ、志願者数は毎年3400人〜4000人前後と、志願倍率はおよそ30倍にもなります。その最難関を、二次考査という「実力の関門」を突破してなお、三次抽選で弾かれる。頭では「制度だから」とわかっていても、心が追いつかないのは当然のことです。
同じ玉番号で明暗が分かれる──ママ友との気まずさ
三次抽選は、集まった通過者が一斉に「くじ」を引く形式で行われます。ある年度では二次選考の通過者が80名まで減ったことにより、三次抽選の通過率が80%になったこともあります。逆に言えば、通過率が高い年ですら、確実ではない。
同じ会場で、隣に座っていたママ友が通り、自分は落ちる。あるいはその逆。ここで生まれる気まずさは、他校の不合格とは質が違います。実力の差なら「相手はよくがんばった」と納得もできる。けれど抽選は完全に運なので、「なぜあの子で、うちじゃないのか」という問いに答えが出ないまま、関係だけが残ってしまうのです。
この気まずさは、あなたが心が狭いから生まれるのではありません。制度が「差のつかないところで差をつける」設計だから、感情の置きどころがなくなるだけです。まずはそう理解してあげてください。
抽選後まだ間に合う「後出し受験」候補と動き方チェックリスト
三次抽選は12月中旬〜下旬。この時期でも出願・受験が可能な学校は残っています。翌日から動けるよう、次を確認してください。
[ ] 併願していた・していない私立小の「後期日程」「二次募集」の有無を各校公式で確認したか
[ ] 通学圏内で1月・編入時期に募集がある学校をリストアップしたか
[ ] 願書の予備を1部でも書ける状態にしてあるか
[ ] 住民票・写真など出願書類の在庫が残っているか
[ ] 子どもの受験用の服・靴がすぐ出せる場所にあるか
[ ] 抽選当日の夜〜翌朝に電話問い合わせできる学校の連絡先を控えたか
[ ] 塾(お教室)に「抽選後に受けられる学校」を即相談できる状態か
[ ] 家族で「どこまで受け続けるか」の撤退ラインを事前に決めたか
[ ] 公立小への就学通知の期限・手続きを確認したか
[ ] 来年度の再挑戦(年長でもう一度)の可否を年齢要件で確認したか
[ ] 他の国立小の日程が三次抽選と重ならず残っていないか確認したか
[ ] 交通手段・当日の付き添い担当を夫婦で決めたか
※国立小は保護者と同居し入学後も指定地域内に生活している必要があり、受験のための一時的な住所変更は認められません。後出しで別の国立を狙う場合も、この通学区域条件を必ず先に確認してください。
💬 実際に読んでくださった方の声
「「親のトーンダウンが引き出したお嬢様の自立心」って部分、ほんとその通りだなぁ。過保護になりがちな親が一歩引くことで、子どもが自分で考えたり行動したりする力が育まれるのは大事なポイントだよね。実際、こうした環境が子どもにとっての成長に繋がるっていうのは、受験だけじゃなくて日常生活でも同じだと思う。」
— 記事へのコメントより
この続きに、本編の核心をすべてまとめています。
子どもに抽選の意味を傷つけずに説明する声かけ文例
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