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継続力の作り方【50代】

継続力の作り方 才能ではない。脳との付き合い方だ

人はなぜ、続かないのか。

やる気がないから。
根性が足りないから。
才能がないから。

違う。

原因はもっと単純だ。
脳が、そう命令しているだけだ。


人は意思で動いているつもりでいる

人は意思で動いているつもりでいる。

だが実際は、ほとんどを脳の指示に従って動いている。

今日は疲れている。
明日からでいい。
今じゃなくてもいい。
やらなくても死なない。

全部、脳の声だ。

脳は生存装置だ。
省エネが大好きで、変化を嫌い、楽な方へ引っ張る。

だから新しいこと、負荷のかかること、先の見えない努力を嫌う。

継続できないのは、意志の弱さじゃない。
脳の仕様通りに動いているだけだ。

FAXのカスタマーエンジニアとして17年間働いた。
毎日、朝から晩まで現場を回る。
重い機材を運び、故障箇所を見つけ出す。

最初は、毎朝「今日は休みたい」と思った。

でも、行けば何とかなる。
現場に着けば、身体が動く。
お客さんが待っている。
だから、やる。

これを17年間続けた。

その経験が、今の私の継続力の土台になっている。


では、どうするか

答えは驚くほど単純だ。

出来なくていい。
覚えられなくていい。
上手くやろうとしなくていい。

とにかく、やり続ける。

質はいらない。
成果もいらない。
評価もいらない。

ただ、やる。

繰り返す。
同じことを。
淡々と。

そうすると、脳に変化が起きる。

最初は抵抗する。
言い訳を作る。
やめる理由を探す。

だが、毎日やらされると、脳は折れる。

これは特別なことじゃない。
これは危険でもない。
これは逃げ場がない。

そう認識し始める。

すると脳は態度を変える。
抵抗をやめ、「当たり前」として処理し始める。

ここが分かれ目だ。


継続力とは、当たり前の水準を書き換える作業

継続力とは、気合でも根性でもない。

当たり前の水準を、脳の中で書き換える作業だ。

だから重要なのは、集中力を高めることじゃない。
集中できる環境を、先に作ることだ。

興味は一点に絞る。
視界に余計なものを入れない。
気を散らすものを物理的に排除する。

スマホ、通知、SNS、比較、誘惑。

これらは、脳にとって最高の逃げ道だ。

逃げ道を残したまま継続しようとするから、負ける。

やるべきことだけが視界にある状態を作り、ひたすら同じ動作を繰り返す。

それだけでいい。

私がnoteをPCで書くとき、スマホは別の部屋に置く。
SNSは開かない。
ただ、キーボードとメモ帳だけがある。

朝のコーヒーを飲みながら、静かに書く。

この環境を作るまでに、何度も失敗した。
スマホを見てしまう。SNSを開いてしまう。
気づけば1時間経っている。

でも、スマホを別の部屋に置いた瞬間、変わった。

逃げ道がなくなった。
だから、書くしかなくなった。


だが、ここで正直に書いておく

これだけ書いている私自身、完璧に出来ているかといえば、出来ていない。

サボる。
逃げる。
後回しにする。

何度もある。

それでも、戻る。
また、やる。

完璧を目指さない。
離脱しないことだけを目標にする。

継続力とは、続け続ける能力ではない。

戻り続ける能力だ。

40歳近くで会社が倒産したとき、私は絶望した。
再就職活動は惨憺たるものだった。

何度も諦めかけた。
でも、毎朝起きて、履歴書を書いた。
面接に行った。
断られても、また次の会社に応募した。

その繰り返しが、今の私を作った。

完璧に続けることはできなかった。
でも、戻り続けることはできた。


今年のテーマとして、私は継続力を掲げる

行動力も大事だ。
だが、行動は点で終わる。

継続は線になる。
線は、やがて面になる。

まずは、線を引き続ける。

noteもその一つだ。

550日連続投稿を超えた。
だが、ゴールは決めていない。
区切る気もない。

これは挑戦ではなく、もはや生活だ。

歯を磨くように。
風呂に入るように。
書く。

その先に何があるかは、ぼんやり考えている。
だが、急がない。

楽しみながら、淡々と、今日も続ける。

最初の頃は、「今日は書けないかもしれない」と不安だった。
ネタが浮かばない日もあった。
疲れて書く気力がない日もあった。

でも、とにかくキーボードに向かった。

1行だけでもいい。
10分だけでもいい。
完璧じゃなくてもいい。

そう自分に言い聞かせて、毎日書いた。

気づけば、550日。

これは才能じゃない。
脳との交渉の結果だ。


継続力とは、自分との静かな約束

継続力とは、才能ではない。

脳との交渉術であり、生活の設計であり、自分との静かな約束だ。

今年は、そこを鍛える。

ロスジェネ氷河期第一世代として、私たちは予測不能な時代を生きてきた。華やかな成功は、最初から期待できなかった。

でも、その分、地味に続ける力は誰よりも強い。

派手な才能はない。
でも、淡々と続けることはできる。

それが、私たちの強みだ。

まもなく52歳の今も、毎日noteを書いている。
父の介護をしている。
母の介護をしている。
妻をサポートしている。
娘と向き合っている。

完璧にはできない。
でも、続けている。

これが、継続力だ。

今日も、また一つ、線を引く。

ゆるぎなく、まっすぐに。


継続するための3つのコツ

  1. 逃げ道を物理的に排除する

スマホを別の部屋に置く。
SNSを閉じる。
通知をオフにする。
環境を整えることが、継続の第一歩。

  1. 完璧を目指さない

1行でもいい。
10分でもいい。
質より継続。
脳に「当たり前」と認識させることが最優先。

  1. 戻り続けることを目標にする

サボっても、逃げても、後回しにしても、必ず戻る。
継続力は、続け続ける能力ではなく、戻り続ける能力。


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EX-FAX-CE | NOTE執筆家
「ロスジェネ氷河期的視点 ― 情に生き、言葉で立ち上がる」
「ゆるぎなく、まっすぐに」
「言葉は、再起動ではなく継続の証」

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今日も、また一つ、線を引き続けましょう。


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