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あえて9/2に「一人防災の日」今日やる。明日たまたま助かる確率を上げるために。

9/1ではなく、なぜ9/2にやるのか
人というのは、その時を過ぎてしまうと自然に忘れてしまう
あるいはやった気になったり、終わったことのようになりがちだ
だから9/1防災の日が、終わった翌日にあえて「一人防災の日」としてやることにした。

■なぜ“防災の日”が他人事じゃないのか


日本に住む以上、地震も台風も噴火も「あるかもしれない」ではなく「いつか必ず来る」
その「いつか」は、首都圏に住む私にとっては、
今夜かもしれない。
9/1は、関東大震災の記憶を継ぐ日。
けれど、私は年に一度の追悼では終わらせない。
家族5人+要介護の両親がいる家として、現実的に“生き延びる設計”を今日やる。
正直言って、どうにもならないのが現実だと思う。
両親を連れて避難できるとは、到底思えない。
だからといって、何もやらないのはいけない。
今やれるべきことを、やっておく事が大事だ。


■前提 避難所に“行けない”かもしれない


介護・持病・混雑・感染症。
うちの現在の状況からいって避難は出来ない可能性が高いと考えるのが妥当。
玄関も階段の上だし避難は困難だ。
都心に住む人数に対して、避難所の数も圧倒的に足りない。
距離も遠い。
どれを取っても在宅避難(家で持ちこたえる)が現実解だ。
停電・断水・物流停止を前提に、最低72時間、できれば7日は家で回す。
首都直下や富士山噴火の広域被害なら14日
を視野に入れる。
大げさ?いや、「大げさ」にしておくのが命を拾うコツだ。
これは、最低でありもっと日数は多く見るべきだと思う


■数字で腹落ちさせる“家族5人”の在宅設計(目安)

  • 水 1人1日3L(飲用+調理)。5人×3L×7日=105L
    2Lペット×53本。見るだけで腰が引ける量だが、命の重さは数字でしか直視できない。

  • トイレ 1人1日5回分×凝固剤・袋5人×5回×7日=175回分
    ⇒ 余裕見て200回分

  • 水より先に“メンタル”が崩壊するのはトイレ。これは近所に住む東日本大震災で生死を経験されたおじいさんから聞いたが、本当にトイレは困ったし精神的にきつかったと聞いた。

  • 食料 1人1日3食×7日=21食5人=105食
    ⇒ レトルト・缶・乾麺・栄養バー。「火・水がなくても食べられるもの」を3日分は混ぜる。

  • 電源 スマホ1台=1日1回充電想定5台×7日=35回。スマホに関しては通信が出来たらということだが。通信もできなくなると考えるのが妥当だろう。だが、出来ることを考えて
    ⇒ 10,000mAhモバイルバッテリー(実充電2回/台)なら18個が理論値。現実は
    ①大容量×数個+②車のシガー+③ソーラーパネル小型+④乾電池式の組合せで回す。

  • 衛生 水が出なくても回るセット
    ウェットティッシュ(大)×10、キッチンペーパー×3、ラップ×2、ポリ袋×100、紙皿・紙コップ×各100、歯みがきシート×人数分

  • 情報 停電下の“耳”を確保
    手回し/乾電池ラジオ、ワンセグ対応、格安SIMの予備端末「充電できる」は「つながる」と同義


■介護家庭の“特別章” 我が家仕様の上書き

  • 父 尿道カテーテル関連
    交換キット予備、消毒綿、紙おむつ、使い捨て手袋、吸水パッド。停電時の照明(ヘッドライト)は手元作業で必須。

  • 母 認知症配慮
    「声かけカード」「写真つき安否札」「名前・住所の首下げタグ」。不安定時の簡単スイーツ(ゼリー飲料)は“落ち着きを買う”

  • 常備薬
    2〜4週間分を“非常袋とは別”にお薬手帳のコピーは3部(玄関・非常袋・車)

  • 温度管理
    停電×猛暑/厳寒は生命線。保冷剤をサーキュレーターで“風冷”断熱シートで窓を覆う。冬はアルミブランケット+寝袋を“人数分”。


■「最初の30分」と「最初の72時間」

  • 最初の30分(地震直後)

    1. 火の始末・ブレーカー落とす

    2. 家族の無事確認(声→SMS→通話の順)

    3. 出入口確保(家具で塞がれないように)

    4. 靴を履く(破片対策)

  • 最初の72時間(物流が動かない期間)これは東京の場合、予測がつかない。もっと途方もない時間が必要かとも思う。

    1. 水とトイレの配分表を作る(可視化が秩序)

    2. 情報は1時間に1回だけ取りに行く(不安の取り過ぎを断つ)

    3. 家事は“災害モード” 紙皿・ラップで洗い物ゼロ運用

    4. 家族の役割表(誰が何をやるか)を冷蔵庫に貼る


■「やるしかない」を“今日やる”チェックリスト(15分で着手)

  1. 水の本数を数える → 足りない分を”注文カゴ”に入れる

  2. 簡易トイレの在庫を確認 → 足りなければ“200回分”目安で補充

  3. モバイルバッテリーを満充電 → 充電日を書いた付箋を貼る

  4. お薬手帳を3部コピー → 玄関・非常袋・車へ

  5. 家族の集合場所/連絡順序を紙で貼る(スマホ前提をやめる)

ここまでで15分。命の下準備は、たった15分から動き出す。


■富士山が噴いたら?首都直下が来たら?


火山灰で電車は止まり、車はスリップし、エアコンは詰まり、視界は奪われ、電気などライフライン止まる
地震なら水道・ガス・電気・エレベーターが止まる。
どちらにしても「外の助けは来ない」前提で備える。
現代の首都圏での災害は、何が起きるかわからない。
想定以上の事が、起きることを常に考えて覚悟する。
備蓄=安心の貯金/後回し=不安の借金。


■51歳の自分へ 未来の自分からの伝言


「時間ができたらやる」は、永遠に来ない“未来形の言い訳”だ。
今やらずに、いつやるのか?
今日、ペットボトルを一本増やす。
簡易トイレを一箱足す。
非常袋にカロリーメイトを入れる。
小さな手が、明日の生存率を上げる。

私は介護と仕事と子育てに追われている。
だからこそ、備えだけは“感情抜きのルーチン”に落とす。
9/1は、誰かの不幸を思い出して沈む日ではなく、自分の家を守る設計図をアップデートする日にする。
行動する日なのだ。


■最後に “優しさ”も備蓄しよう


非常時は、言葉が荒れ、心が削れる。
「ありがとう」と「大丈夫?」を非常袋に入れておく。
家族に向けて、隣人に向けて、そして自分自身に向けて。
生き延びるとは、モノと同じくらい“優しさ”を配ることだ。

災害なんて、ないのが一番いい。
残念だが、日本に住む以上は数多くの危険と隣り合わせ。
その事を、再確認し日々生きていく。
今日やれば、明日たまたま助かる確率が上がる。

それでいい。
いや、それがいい。

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