思い出は、人生で一番大切なもの。
「ファジアーノにお金を使いすぎじゃない?」
そう言われてドキッとしたことがありませんか?
あるいは、自分でそう思ったことがありませんか?
チケット代、交通費、グッズ代、ホテル代。
積み重なれば、それなりの金額になります。
ファジアーノにお金を使わなければ、どれだけの財を築けただろう?
そんなことを考えたこともあります。
でも、それでいいんです。
死ぬときに一番の金持ちになっても、何も意味がありませんから。
お金は「今の自分」にしか使えない
歳をとると、お金から引き出せる価値は、少しずつ目減りしていきます。
ゴール裏で声を枯らし、飛び跳ねるエネルギー。
遠い街まで遠征する体力。
これらは「今の自分」が持っているものですよね。
10年後、20年後の自分が同じようにできるかどうか、正直わかりません。
だとすれば、使うべきは「今」です。
一番若い今だからこそ、遠征に行く。
一番若い今だからこそ、スタジアムで叫ぶ。飛び跳ねる。
一番若い今だからこそ、その街の空気を、勝利の歓声を、悔しさも全部、身体に刻みつけておく。
思い出には、利息がつく
お金は使えば減ります。でも思い出は違います。
あの試合のこと、何度でも思い返します。
ふとした瞬間によみがえってくる。
仲間や家族と話すたびに、少しずつ色が深くなっていきます。
私にも、忘れられない遠征があります。
2013年 神戸
2014年 札幌
2016年 松本
2020年 北九州
2024年 藤枝
2025年 浦和
試合の結果より、その前後に何があったか。どんな景色を見たか。誰と笑ったか。そっちの方が鮮明に残っていたりします。
「思い出は人生にとって、多分一番大切なものなのさ。」ガガガSP「日暮し」より
「使いすぎ」じゃなくて「先に投資している」
節約は大事です。お金の管理も大事です。それは否定しません。
でも、遠征費は「浪費」ではありません。これは人生への投資です。
将来の自分が、何度でも引き出せる記憶の積立です。
老後、たくさんの預金残高を眺めるより、
「あの遠征、行っておいてよかった」と思える夜の方が、きっと豊かです。
ファジアーノ岡山を追いかけることは、日本地図に「生きた思い出」を刻んでいくことだと、私は思っています。
だから、今日も遠征に行く
お金をファジアーノに使いすぎかもしれません。
でも後悔はしていません。一切。
スタジアムで感じたあの熱量は、通帳の数字には書いてありません。
でも確かに、自分の中にあります。
それでいい。それがいい。
ファジアーノ岡山を追いかけながら、人生の一番いい時間を使ってるのだから。

