DAY163|背中に宿る覚悟

toi o matou|問いをまとう
販売は、感性を届ける表現行為。
揺らぎを手渡す毎日の記録。

今朝は、体が重かった。


気持ちも、いまいち入らない。

ジムに向かう足どりも、
どこか鈍い。

「今日はやめてもいいんじゃないか」
そんな声が、頭のどこかでささやく。

別に、誰かに強制されているわけじゃない。
やらなくても、怒られるわけでもない。

そんな中、
ジムのテレビに映ったのは
冬季オリンピックのダイジェストだった。

女子スノーボード、スロープスタイル。

結果は、もう知っている。

それでも、
金メダルを獲った深田茉莉選手と、
村瀬心椛選手の滑走を改めて見ると、
自然と気持ちが熱くなった。

深田選手の3回目。
あの一瞬に、
これまで積み重ねてきたすべてが凝縮されていた。

そして、村瀬選手の2回目。
トップを譲り、
レベルを上げた構成に挑む。

あの姿勢。

結果は銅メダル。

最後の涙が忘れられない。

悔しさだったのか、
達成感だったのか、
あるいは両方か。

それは彼女にしか分からない。

でも、
胸が熱くなった。

名もなき努力を、
誰も見ていない日々を、
積み重ねてきた人の滑走。

その一瞬に、
すべてを注ぐ。

スポーツは、やはり素晴らしい。

誰かの本気が、
誰かの背中を押す。

以下は、テレビ東京さんのYouTube動画より


いま、
ぼくは背中を鍛えている。


チンニング。
リアデルト。
ラットプルダウン。

一つ一つ、
丁寧に負荷をかける。

正直に言えば、
苦しい。

腕が震え、
背中が焼けるようだ。

やめようと思えば、
いつでもやめられる。

でも、
自分と決めた約束は守りたい。

散々、
ジャケットの肩山や背広の構造を語ってきた。

マニカカミーチャ。
ゆとり。
背中のライン。

その美しさを語るなら、
自分の体も磨くべきだと思った。

ジャケットの美しさの土台は、
背中にある。

はっきり言って、
9割以上は背中で決まる。

肩甲骨の位置。
広背筋の張り。
姿勢。

布は、
身体に沿って落ちる。

だからこそ、
身体を整えることも、
仕事の一部だと感じている。

誰かに求められているわけではない。

でも、
自分が納得したい。

鏡の前で、
「いい背中だ」と思えるかどうか。

それは、
服の説得力に直結する。


今日の問い。


「自分は、
語るだけでなく、
体現できているだろうか。」

重い朝だった。

それでも、
背中を追い込んだ。

深田選手や村瀬選手のように、
大舞台はない。

金メダルもない。

でも、
自分の中の小さな舞台で、
今日も一回、
滑りきる。

背中に宿る覚悟。

それが、
ジャケットを美しく見せる。

そう信じて、
また明日も、
鍛える。


今朝のトレーニング🏋️ソング🎧

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