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話しやすい上司の共通点|部下が“この人なら大丈夫”と感じる理由

同じように1on1をしていても、なぜか部下が自然に話す上司っていますよね。

・雑談が自然に続く
・気づけば相談されている
・本音が出てくる
・会話が深くなっていく

一方で、ちゃんと質問しているはずなのに、どこか壁を感じる上司もいます。

この差は、「話すのが上手いかどうか」ではありません。
👉 「この人なら大丈夫」と感じられているかどうかです。

このポイントを理解していないまま、フレーズだけを増やしても、
部下との会話は、なかなか深いものにはなりません。


人は、安心を感じた相手にしか本音を出しません。

特に1on1では、こんな警戒心が働いています。

・否定されるかもしれない
・評価に影響するかもしれない
・能力不足だと思われるかもしれない

つまり部下は、「何を聞かれるか」以上に、「この場は安全か」無意識に見ています。

だから、「この場は安全だ」というメッセージが伝わる話し方をする上司は話しやすい上司ということになります。

では、話しやすい上司はどのようにして、「安全だよ」というメッセージを出しているんでしょうか?

それは、👉 "理解しようとしている空気"を"出している"ことです。


話しやすい上司の共通点

それで、重要なのは、どうしたらその「理解しようとしている空気」を作り出せるのかということです。

話しやすい上司は次の3つのポイントを意識しながら、人と接して、相手を理解しようしていることを表現しています。

話しやすい上司の共通点① すぐに答えを出そうとしない

部下:「最近ちょっと自信なくて…」

話しにくい上司:「それならこうしたらいいよ」

話しやすい上司:「何かあった?」

この差は、実はものすごく大きいです。

人は、"答え"より先に、「気持ちを受け止めてもらえた」と感じたいんです。


私が経験から学んだこと

私も以前、コールセンターで同じような失敗をしました。

Windows Updateの不具合で電話してきた男性のお客様がいました。

症状を聞いた瞬間、「あ、そのパターンならすぐ直せる」と思いました。

だから、お客様がまだ状況を説明している途中で、「恐らく〇〇ですね。すぐ改善できますよ」と先回りして答えてしまったんです。

すると相手は一瞬黙って、「……まずは私の話を聞いてくれませんか」と少しムッとした声で言いました。

その瞬間、空気が変わったのを今でも覚えています。

私は"解決"ばかり見て、 相手の不安や焦りを置き去りにしていました。
お客さんは、解決の前に自分の不安をわかってほしかったんだと思います。

それ以降、まず相手の感情を言葉にすることを意識するようになりました。

すると、
「実は昨日から何時間も格闘していて…」
「仕事が止まってかなり焦っていて…」
と、相手が自然に本音を話してくれました。


話しやすい上司の共通点② 沈黙を急がない

話しやすい上司は、沈黙を怖がりません。

部下が黙ったときに、
・急いで次の質問をしない
・無理に結論を出さない
・空気を埋めようとしない

これができています。

逆に、 沈黙をすぐ埋める上司は、本音は出にくくなります。

なぜなら、部下が言葉を探している途中で、会話が終わってしまうからです。

私も以前は、「沈黙=対応失敗」だと思っているところがありました。

だから、お客様が黙ると不安になって、すぐ別の話題や質問をして何とか沈黙が続かないように心がけていました。

でもある日、Windows Updateの更新トラブルで不安そうにしていた女性のお客様が、説明の途中で急に黙ったことがありました。

以前の私なら、すぐ次の説明を始めていたと思いますが、その日は、少し待ってみました。

すると数秒後、「実は…仕事のデータが全部消えるんじゃないかと思って怖かったんです」と、小さな声で話してくれました。

このとき、
・沈黙があってもいい
沈黙している間は人は気持ちを整理している状態
と理解できるようになりました。

合わせて読みたい記事:
👉 「話を遮る上司が損していること|部下の本音が消える"たった一瞬"」


話しやすい上司の共通点③ "評価の空気"が弱い

部下は、本当に敏感です。

例えば、「でもそれって普通はこうじゃない?」

この一言だけでも、 "採点されている感覚"が残るかもしれません。

一旦そう感じると、人は
・無難なことしか言わなくなる
・本音を隠す
・正解を探し始める
ようになります。

逆に、話しやすい上司は、
👉 "正しいか"より先に「どう感じているか」を聞きます。

だから安心できるんです。


多くの企業で1on1は導入されていますが、実際には、
「本音が出ている」
「信頼関係につながっている」
と実感できているケースは、決して多くありません。

現場の声を見ていても、
・雑談で終わる
・部下が話さない
・形だけになっている
という悩みは非常に多いです。

その差を分けるのは、テクニック以前に、
"安心感を作れているか"です。

合わせて読みたい記事:
👉 「質問してるのに浅い理由|部下が本音を話さない本当の原因」


話しやすい上司は、特別な話術を持っているわけではありません。

でも共通して、

・急がない
・否定しない
・先回りしすぎない
・理解しようとする

という空気があります。

そして部下は、その空気を敏感に感じ取っています。

👉 「この人なら話しても大丈夫」と思えた瞬間に、初めて本音が出始めます。

合わせて読みたい記事:
👉 「"この人にはもう話さない"と決めた瞬間|部下が静かに心を閉じる一言」


もしあなたが、「部下ともっと本音で話せるようになりたい」と少しでも感じているなら、まずは一度「自分の1on1がどの状態なのか」を確認してみてください。

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