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水筒忘れ事件簿(フロリダDay141)
いつものように息子を小学校に送った後。
車の後部座席に、水筒が転がっていた。どうやら、子どもが車から降りる際に、リュックのポケットから落ちてしまったらしい。
息子は水筒を忘れてしまったようだ。
今日も暑いしな。早めに届けてあげよう。
そう思って、朝9時過ぎに小学校の事務所へ車を走らせる。
窓口で「忘れ物を息子に届けたいのですが」と伝えると、職員さんの返事はこうだった。
「年に一回までしか届けられないので、それでよければここにサインしてください」
え、そんなルールあるの?とびっくり。
思わず、「じゃあ水筒じゃなくて、もっと大切なものを忘れた日に取っておきます」と返してしまった。
するとさらにダメ押し。
「大切なものといっても、宿題や教科書など学習に関するものは、忘れても届けられない決まりです」
あら、そうなの?
じゃあ一体いつ、この一度きりの切符を使えばいいのか…。
なんかもうよく分からないけど、もしかしたら今後、お弁当とか忘れちゃう日がくるかもしれない。
「水筒 < お弁当」という式が頭に浮かび、結局、水筒は届けずに帰宅。
んもう、変なところで厳しいんだから。
だって、アメリカの小学校って基本的には日本よりずっとゆるそうなのだ。授業中にジュースを隠れて飲んでいる子がいたり、ランチタイムにはお菓子でキャッチボールして遊んでいる子がたくさんいると息子から聞いている。
日本の学校なら先生にすぐ注意されそうな場面でも、こちらでは「まあいいか」と流されているのだろう。
そんなゆるさがある一方で、「忘れ物を届けるのは年に一回まで」というルールだけは妙に厳格。しかも宿題や教科書は対象外だなんて、ますます謎だ。
ゆるさと厳しさのギャップがしっくりこない、カルチャーショック。
