【受験体験記】Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Containers - EX188
Red Hat社が提供しているIT資格試験「Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Containers - / Red Hat Certified Specialist in Containers exam (EX188)」を2026年2月に受験しましたのでご紹介します。
Red Hat 資格は2026年5月11日にアップデートし、EX188は「Red Hat 認定開発者試験 - Cloud-native Applications - / Red Hat Certified Developer in Cloud-native Applications exam」に変更されましたのでご注意ください。
試験概要
Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Containers - (EX188) では、スタンドアローン環境でコンテナ化されたサービスを検索、カスタマイズ、実行、管理する能力など、コンテナの基礎に関するスキルと知識をテストします
試験時間:180分
受験料:50,000円(税抜)
合格ライン:210点 / 300点
本試験は、RHCE 認定後、RHCA に認定されるためのステップの一つです。また、本試験の合格により、RHCSA と RHCE の有効期限を延長できます。
受験までの流れ
Red Hat の「トレーニングと認定」から試験の申込みができます。
https://www.redhat.com/ja/services/training-and-certification
受験対策
研修・教材
EX188 試験はコマンドを打つ実機試験のため難易度が高く、Red Hat は下記のコース受講をおすすめしています。
EX188 試験は、公式サイトに記載の「試験の学習のポイント」を前提に出題されますので、各ポイントの設定方法やコマンドを使いこなせるようにする必要があります。OpenShift と podman-compose は対象外です。
Podman と Containerfile を使用したイメージの実装
コンテナのベースイメージを指定する方法の理解
コンテナにコンテンツを追加する方法の理解
ユーザー ID、作業ディレクトリ、任意のコマンドの実行など、コンテナのランタイム環境の設定方法の理解
Containerfile からポートを公開するタイミングと方法の理解
環境変数と引数を Containerfile からビルドされたイメージに渡す方法の理解
カスタムイメージで実行される コマンドの指定方法の理解
コンテナとのホストデータの共有など、コンテナのボリュームの理解
コンテナからのホストとネットワークへのアクセスに関連するセキュリティとパーミッションの要件の理解
コンテナとイメージのライフサイクルとその管理方法の理解
イメージの管理
プライベート・レジストリ・セキュリティについての理解
さまざまなレジストリの操作
イメージタグについての理解と使用
イメージのレジストリからの取得 (プル) およびレジストリへの格納 (プッシュ)
イメージをそのレイヤーおよびメタデータと共にバックアップすることと、コンテナ状態をバックアップすることの比較
Podman を使用したローカルでのコンテナの実行
Podman を使用したローカルでのコンテナの実行
コンテナログの取得
コンテナホスト上でのコンテナイベントの待機
Podman インスペクトの使用
環境パラメーターの指定
パブリック・アプリケーションの公開
アプリケーションログの取得
実行中のアプリケーションの調査
Podman を使用したマルチコンテナ・アプリケーションの実行
アプリケーションスタックの作成
コンテナの依存関係の理解
環境変数の操作
シークレットの操作
ボリュームの操作
設定の操作
コンテナ化アプリケーションのトラブルシューティング
アプリケーションリソースの記述の理解
アプリケーションログの取得
実行中のアプリケーションの調査
実行中のコンテナへの接続
スケジュール
私は、DO188 を受講せずに、3ヶ月間勉強して臨みました。勉強にあたり、MOTOM様の記事を参考にしました。ただ、3年も経過しておりますので、あくまでも参考です。
他にも Udemy の記事を見て Podman を勉強しました。仕事で Docker は触っていたので、Podman とはかなり近い部分がありました。ただ、あまり日本語の資料はありませんでした。
Red Hat の試験は実機に触って Podman を実際に構築する必要があるので、実機でコマンドを使いこなせるようになるのが重要です。
仮想化ソフトウェアのVirtualbox に RHEL9 の仮想マシンを構築して実習しました。RHCE 認定試験では Ansible を操作するために「コントロールノード」と「管理ノード」を用意する必要がありました。EX188 試験で使用する Podman については、ローカルで Firefox を閲覧できる GUI のデスクトップ環境を構築すれば、1台の仮想マシンで問題ありませんでした。ディスクなど不可逆な操作のためにスナップショットを撮って復元できるようにすると便利です。
あとは、実習に加えて Podman のコマンド集・設定集を作成し、通勤などのスキマ時間に見直して覚えました。
受験当日
普段はオンラインで受験しないので、EX188 試験は現地で受験しました。
Red Hat の他試験と同様に、Red Hat 側で用意した小部屋に実機端末とカメラが置かれており、英語話者の監督官とリモートでやり取りします。
受験時間は 3 時間で、RHCE 試験より 1 時間少ないです。man コマンドが使えるので、コマンドのオプションに困った場合は「man podman」で調べられます。最後の 1 問が全然わからず、制限時間までいっぱいいっぱい使いました。
受験結果
スコアは 274 / 300(合格ラインは210)で、思ったより余裕がありました。多分最後の 1 問はだめだったのですが、DO188 を受験しなくても合格できて良かったです。

まとめ
Red Hat社が提供しているIT資格「Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Containers - / Red Hat Certified Specialist in Containers exam (EX188)」についてご紹介しました。
受験内容:Podman のスキル
勉強時間:3ヶ月程度
勉強方法:Udemy や実機へ環境構築してのコマンド実習
Red Hat の試験はナンバリングが少ないほど難易度が低いらしく、EX188 はEX200 (RHCSA) より簡単とされており、確かに勉強すればいけると感じました。ただ、Docker などコンテナの知識がないと大変かもしれません。
RHCA を目指す場合は EX188 に合格してから、対象試験を期限内に受けて合格する必要があります。今回は RHCSA と RHCE の期限切れを防ぐために受験したので、当分は現状維持で行こうと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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