受け入れているのに、抗っている私
年齢を重ねることが、
私はそんなに嫌いじゃない。
むしろ最近は、
少し楽しみですらある。
シワが増えて、
体力が落ちて、
白髪も増えてきた。
でもそれを、
全部ネガティブなものだとは思っていない。
今の私はグレーヘアー。
3〜4年前に、白髪染めをやめた。
あの時は少し勇気がいったけど、
今はもう、この髪のままでいる自分がしっくりきている。
無理に隠さなくていい。
ありのままでいい。
そう思えるようになったのは、
自分の中では大きな変化だった。
でもね、
全部を受け入れてるかって言われたら、
そうでもない。
やっぱり気になるものは、気になる。
顔に出てきたシミ。
あれは正直、増やしたくないし、
できればこれ以上は見たくないなって思ってる。
グレーヘアーは受け入れてるのに、
シミは気になる。
これって、矛盾してるのかなって
自分でも思う時がある。
でも最近は、こう思うようになった。
これは矛盾じゃなくて、
「ちゃんと自分を大切にしている証拠」なんじゃないかって。
年齢を重ねることを受け入れることと、
自分を雑に扱うことは、全然違う。
受け入れるって、
何もしないことじゃない。
「もうどうでもいいや」って投げることでもない。
ちゃんと受け入れた上で、
それでも気になる部分には手をかける。
それって、
自分を諦めてないってことだと思う。
老いを受け入れながら、
少しだけ抗っている。
そのバランスの中で、
私は今の自分を生きている。
きっとこれから先も、
受け入れるものと、
抗いたいものは出てくると思う。
でもそれでいい。
全部を綺麗に割り切る必要なんてないし、
矛盾したままでもいい。
むしろその揺れこそが、
ちゃんと生きてる証なんだと思う。
だから私はこれからも、
受け入れながら、
少しだけ抗いながら、
今の自分を大切にしていきたい。
