BTS 「GOGO」
—笑いながら戦う若者たちへ
BTSの「GOGO」を初めて聴いたとき、
多くの人はその軽快なリズムや「YOLO」な掛け声に惹かれただろう。
けれど、あの曲の奥には、
夢を追う若者の飢えと皮肉が潜んでいる気がしてならない。
リリース当時、彼らはまだ“世界のBTS”ではなかった。
名も知られないところから、
ひとつずつ階段を登りながら、
それでも笑顔でステージに立ち続けていた。
「稼いだら使って、一文無しでも楽しもう」
そのフレーズの裏には、
報われる保証なんてない人生への諦めと、
それでも前へ進もうとする覚悟の明るさが見える。
派手にパーティーをしているようで、
実は、自分たちの現実を笑い飛ばしている。
不安も、焦りも、全部リズムに変えて、
“楽しむことでしか負けない”という若者の強さを叫んでいるのだ。
だから私は、「GOGO」はただのパーティーソングじゃないと思う。
あれは、
夢を追うすべての人に贈る、生きるための笑顔の歌。
