LP制作の修正依頼が小出しに届くとき|依頼を整理する5項目
LPの修正依頼が、メールとチャットに分かれて届く。
一つ直している間に、別の担当者から違う指示が来る。「先ほどの内容は取り消しです」という連絡も混ざる。
こういうときは、届いた順に作業を進める前に、依頼を一つずつ整理する場所を作ります。
この記事では、修正依頼を受け取るための5項目と、相手に送れる依頼文を紹介します。書き方の例は架空の案件です。
1.何を見ているかをそろえる
まず確認するのは、修正対象の版です。
「一番上の見出し」と言われても、相手が前回の画像を見ていたら、話がかみ合いません。
確認用URLやファイル名に加えて、提出した版を記録します。同じURLの内容を更新している場合は、変更前の画像も残しておくと、後から指摘の対象を確認できます。
2.依頼は5項目で受け取る
一つの依頼につき、次を埋めます。
① 対象:確認用URLまたはファイル名、版
② 場所:セクション名、該当箇所、PC/スマートフォンの別
③ 現在:いま表示されている文章・画像・状態
④ 希望:変更後の文章・画像・状態
⑤ 確認者:この変更内容を最終的に決める人
たとえば、次のように書きます。
対象:体験会LP/デザインv02
場所:スマートフォン版、最初の申込ボタン
現在:「詳しくはこちら」
希望:「体験会に申し込む」に変更
確認者:依頼元の担当Aさん
「ボタンをもっと分かりやすく」だけでは、文言を変えるのか、大きくするのか、位置を変えるのかが分かりません。
変更後の形が決まっていない場合は、無理に埋めてもらわなくて大丈夫です。「何が気になるか」「何を達成したいか」を受け取り、候補を出してから確認します。
3.まとめ役を一人決めてもらう
窓口の担当者と、最終的に決められる人は別の場合があります。
担当者が社内の意見を集めるなら、その役割を確認します。上司の確認も必要なら、どの段階で確認してもらうかを先に相談します。
相手に送る文面はこちらです。
今回の修正について、指摘の取り違えを防ぐため、一覧に整理してから反映したいと考えています。
各項目の「対象・場所・現在の状態・変更後の希望」をご共有いただけますでしょうか。まだ決まっていない箇所は、その旨をご記入いただければ大丈夫です。
あわせて、社内のご意見を取りまとめる方と、最終確認をいただく方を教えてください。確認事項が残る箇所は分けて、今回進める内容をご相談します。
4.指示が食い違った箇所だけ、確認待ちにする
Aさんが「申込ボタンを上に移動」、Bさんが「今の位置のまま」と言った場合、後から届いた指示を自動的に採用しません。
どちらの希望も記録し、取りまとめ役へ確認します。
その間、他の修正を進められるかも確認してください。ボタン位置の変更が周囲の構成に影響するなら、その周辺も待つ必要があります。
止める範囲は、指示の食い違いが影響するところまで。無関係な修正まで一緒に止めないようにします。
5.修正した後も、項目番号で確認する
一覧には01、02のような番号を振ります。
反映後は「修正しました」だけで終えず、「01と03を反映、02は確認待ち」と伝えます。
デザインv03をお送りします。
01:申込ボタンの文言を変更しました。
02:ボタンの位置は、社内でのご確認待ちです。
03:日程表記を更新しました。
今回は01と03について、意図どおりかご確認ください。02に関係するレイアウトは未確定です。
制作者が反映した状態と、依頼元が確認した状態は分けて記録します。返事がない項目を、自分の判断で確認済みにしないことが大切です。
途中の案件に導入するとき
この記事の一覧は、依頼内容を整理する道具です。
修正回数や追加料金など、すでに合意している条件を変更するものではありません。途中から「この一覧にない修正はすべて追加料金」と扱わず、必要な変更は別途相談してください。
まずは進行中の一件で、届いている指摘に番号を振り、5項目を埋めてみてください。
空欄が残った項目が、次に確認することです。
本記事は独自に設計した進行管理の提案です。実案件での効果を測定した報告ではありません。
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