愛って、一体何だろう・・・。今日の小説タイム☕(135)│2026.9.7更新
がんばるあなたに、ちょっとひと息✨
今日の小説タイム、スタート☕
■連載小説 「僕の彼女」

高校2年生の浅野タケシは、クラスで浮いた存在。彼がひそかに思いを寄せるのは、クラスの誰もが憧れる「キョウちゃん」こと、坂本京香だ。
ところが・・・
ある日、タケシは、同じくクラスで浮いた存在の内田靖子、通称「やっちゃん」と読書の話題で意気投合。
運命の人、やっちゃんとの出会いは、タケシの日常を大きく変えていく。
■前回まで
僕は、
「叶うといいね」
と、心を込めて言った。
やっちゃんはうれしそうに頷いたあと、
「それでね、お母さんは私を大学に行かせるために、孝彦兄さんのお父さんと再婚することにしたの」
と、少し悲しそうな顔を見せた。
そして、
「お母さんは、お父さんのことが今でも大好きなのにね...」
とつぶやくと、やっちゃんは涙ぐんでしまった。
僕は、
「相手のことが好きじゃなかったら、結婚なんてしないよ」
と、やっちゃんを慰めるように言った。
■第8話: 「やっちゃんの秘密」 (3)
やっちゃんは、
「お母さんが本当に好きな人は、お父さんなの」
「それなのに、お母さんは孝彦兄さんのお父さんのことを愛せると思う?」
と、僕に問いかけてきた。
僕は少し考えてから、
「お母さんが愛せると思ったから、結婚するんじゃない?」
と答えた。
やっちゃんは、
「私には、よくわかんないや」
「私が好きなのは、一人だけ」
と言って、涙をぽろぽろとこぼした。
★エンディングテーマ★
僕の運命の人
作詞:山中サトシ
作曲:Musicful AI
どうして泣いてるの
描いてた夢は、すぐそこにある
こんなに晴れ渡る空の下
夢に向かい、ただ歩き出せばいい
教室の隅、語り合ったあの日々
季節(とき)が二人を隔てても
僕は忘れない
君がいたあの夏のことを
君は、僕の運命の人


