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転校、吹奏楽、そしてQueen。

ちょっと自己紹介がてら、自分のこれまでを何回かに分けて少しまとめてみたいと思います。

氷河期に向かって突き進んだ青春前夜

生まれたのは、東北の玄関口と言われる街から少し離れたところ(笑)。

親父の仕事の都合で、小学1年生から2年生までの間は北海道で暮らしていた。

3年生になるとき、再び地元へ戻ることになった。本当は1年生の時から通うはずだった地元の小学校。けれど、途中から入ってきた僕はすっかり「転校生」で、周囲から少し浮いていた。幼稚園の頃に友達だったやつらも、どこか余所余所しく、まるで知らない人のように感じられたのを覚えている。

それでもなんとか学校になじみ、4年生の時に水泳部とブラスバンド部に入った。肺活量を鍛えるために始めた水泳と、トランペットを担当したブラバン。街のお祭りで鼓笛隊として行進した景色は、今でも鮮明に思い出せる。


脇役の楽器と、恩師が見せてくれた世界

中学校でも吹奏楽部に入部した。担当になったのはユーフォニアム。
トランペットに比べると少し不格好で、華やかというよりは縁の下の力持ち的な立ち位置の楽器だ。それでも部活自体はなかなかの強豪で、吹奏楽コンクールで県大会に進むのはごく普通のことだった。
(ちなみに、今の妻とは幼稚園から中学校までずっと同級生だったりする)

高校でも吹奏楽を続け、今度はトロンボーンを担当した。
指導してくれたのは女性の音楽の先生で、すごく厳しかったけれど、素晴らしい恩師だった。音のバランスを大事にする人で、よく『音がうるさい』って言われたなぁ(笑)
その先生が音楽の授業で見せてくれたのが、クイーン(Queen)の『ボヘミアン・ラプソディ』のPVだった。強烈な衝撃を受けた僕は、その日からずっとクイーンを聴き続けている。今でこそ洋楽しか聴かない体質になったけれど、ルーツは間違いなくあの授業にある。

もうひとつ、先生が古いレーザーディスクで見せてくれたモーリス・ベジャール率いる「20世紀バレエ団」、ジョルジュ・ドンの『ボレロ』も頭から離れない。特にマーラーのアダージェットで踊る作品が印象的だった。ステージに置かれたひとつの椅子の周りを彼が踊るのだが、そこに存在しないはずの蝶が見えるような、圧倒的な表現力だった。

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