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休憩を先に予定に入れる | No.172


つい「もうちょっと」で限界を超えてしまう問題

断食中の仕事で、こんな経験はないでしょうか。

「まだいける」と思ってデスクに向かい続け、気づいたら手が止まっている。頭がぼんやりして、メールの文面を何度も読み返す。集中力が切れたことに気づくのは、いつも"切れたあと"。そこから慌てて休憩をとっても、回復にやたら時間がかかる――。

食べている日なら、ちょっとした疲れは間食やコーヒーブレイクで自然にリセットできます。でも断食中はそのリセット手段が使えない分、疲労の蓄積に気づきにくく、一度崩れると立て直しにエネルギーを使います。結果として「断食の日は仕事にならない」という印象だけが残り、続けること自体がイヤになってしまうわけです。

今日やること:休憩を"先に"スケジュールへ書き込む

やることはシンプルです。朝、仕事を始める前に「休憩の時間」を先にカレンダーやToDoに入れてしまいます。

たとえば「10:30〜10:40 休憩」「13:00〜13:15 休憩」「15:30〜15:40 休憩」というように、だいたい2時間おきくらいで10分程度の休憩枠をあらかじめブロックしておく。会議の予定を先に押さえるのと同じ要領です。

ポイントは「疲れたら休む」ではなく「時間が来たら休む」に切り替えることです。疲れを感じてから休むと、すでにパフォーマンスは下がっています。断食中は空腹感や軽いだるさが判断力を鈍らせるので、「まだ大丈夫」というセルフチェックがあてにならないことがあります。だからこそ、自分の感覚ではなくカレンダーの通知に従うほうが安全です。

休憩中にやることは何でも構いません。席を立ってストレッチする、窓の外を眺める、トイレに行く、水やお茶を飲む。大事なのは「作業から手を離す」こと自体です。スマホでSNSを見るのは脳が休まりにくいので、できれば画面から目を離す時間にするのがおすすめです。

「休憩を入れると仕事が進まないのでは」と思うかもしれません。でも実際には逆です。断食中にぶっ通しで作業して後半グダグダになる3時間より、こまめに区切って集中を維持した3時間のほうが、アウトプットの量も質も安定します。無理を積み上げないことが、断食と仕事を両立させる一番の近道です。

先回りのコツは「ゆるめに」がちょうどいい

休憩を予定に入れるとき、「きっちり守らなきゃ」と思いすぎると、それ自体がストレスになります。あくまで目安として入れておいて、会議中などどうしてもずらせないときは前後で調整すれば十分です。

もうひとつ、断食中は体調の波がいつもより大きくなることがあります。予定した休憩以外でも「あれ、ちょっとつらいかも」と感じたら、そこで追加の小休止を入れてください。先にスケジュールした休憩は"最低ライン"であって、"上限"ではありません。体調がすぐれないときは無理せず断食自体を中断する判断も大切です。

今日の1アクション

朝いちばんに、カレンダーへ「休憩」を2〜3コマ、先に入れてから仕事を始める。

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※この記事は個人の体験と工夫をまとめたものであり、医療上のアドバイスではありません。体調に不安がある方は専門家にご相談ください。

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