やってみなきゃ分からない症候群
僕の好きな絵本に、**『えんとつ町のプペル』**があります。
この絵本の舞台は、煙突だらけで空が煙に覆われた町。
住人たちは空を見上げたこともなく、星の存在を知りません。
あるとき紙芝居で「空には星がある」と語ったブルーは、町の人から嘘つき呼ばわりされます。
でも、子どものルビッチだけは言うんです。
「やってみなきゃ分からないじゃないか」
この言葉が、僕はすごく好きです。
子どもが持っていた“やってみなきゃ”の心
子どもの頃は誰もがこの気持ちを持っていました。
「サッカー選手になる」「ウルトラマンになりたい」「医者になる」…
根拠はなくても、「やってみなきゃ分からない」精神で未来を語れた。
でも、大人になるにつれて、僕たちは「やらなくても分かること」を知っていきます。
21歳の僕が今からバスケット選手になるのは無理だし、ウルトラマンにはなれない。
そして人はだんだんと“あんぱい”を選ぶようになる。
現実を見ることの大切さ
もちろん、現実を見ずに夢だけを追う危うさもある。
夢破れて借金を抱えた人を僕も見てきたし、自分のことを嫌いになる人も見た、現実を直視することは本当に大事だと思う。
でも同時に、心のどこかには「やってみなきゃ分からないじゃないか」を持ち続けていたい。
それを口にするかどうかは人それぞれ。
けれど僕は、これをずっと大切に抱えて生きていきたい。
真岡市に「奇跡の夜」を
今年12月、僕は真岡市に「奇跡の夜」を作りたい。
残り2ヶ月、学生で、資金もない。
前例もなく、リスクしかない。
だから現実的に考えれば「無理」なのは分かっている。
でも、やってみなきゃ分からない。
これは僕だけの挑戦じゃなく、市全体の挑戦だと思っている。
前例がないなら作るしかない。それだけの話だ。
誰かが夢を見なければ、子どもたちに夢を見せることなんてできない。
僕はそう思う。
やってみなきゃ分からない症候群。
それが僕の生き方であり、これからも挑戦を続ける理由です。
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