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「やりたいこと」がある強さ

受験戦争を闘ってきた私の中学時代は、とにかく連日のように塾通い。
最後の半年は毎日、正月も返上で泊まり込み、対策問題に当たっていたほど、勉強に明け暮れていた。

苦だったかというと、意外とそうでもなく、
「人生に一度くらいは、『死ぬほど勉強した』と言える時期があってもいい」——今でもそう思っている。

だからこそ、通信制高校への進学は、全日制と比べてハードルが下がったように見えて、どこか“楽”な方に流れるような気がして
できれば最後の切り札にしたかった。

でも、娘から将来のやりたいことを聞かされ、それが叶えられそうな学校を探した時、eスポーツを学べる通信制高校に、自然と白羽の矢が立った。

それまで、給食だけ食べに登校したり、定期テストを別日に1人で受けたりしていた彼女が、
進む道を決めてからは、もう一切そんな登校はしなくなった。

そして自分なりに受験対策を重ね、無事入学。

入学後は毎日通い、友だちにも恵まれ、1年の文化祭ではバンドのボーカルとしてステージに立ち、歌まで披露した。

――まさに「水を得た魚」のよう。
水を得られて、本当に良かった。

そして今、その先に見えてきた次の“やりたいこと”の話を、次回に。

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