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初心者でもわかる!知っておきたい「コニャック6生産地区(クリュ)」

みんさんこんにちは。
ふぃるです。

8月後半の現在、まだまだ暑い日が続きますね。
私は運動を教える仕事をしていますので、こうも暑い日が続くと少しばててしまいますね。
ばて気味ですが、レミーマルタンのブランデージンジャーをいただきながら記事を書いてます!

今回は高級ブランデーの代名詞であるコニャックの味わいを決めるブドウ生産地区に関して、紹介していきたいと思います。

前回はブランデー感想でカミュのボルドリーシリーズを飲んで感想を書きました。
名前の通り、今回解説する6地区のうちの一つ、ボルドリ地区で生産されたブドウを利用した一本でした。
良ければ合わせてお読みください!

今回の解説と合わせると良さをより理解してもらえるかなと思います。

では早速行きましょう!


生産地区一覧

まず生産地区はざっくりと以下の6つの地区に分かれます。

1. グランド・シャンパーニュ (Grande Champagne)

2. プティット・シャンパーニュ (Petite Champagne)

3. ボルドリ (Borderies)

4. ファン・ボア (Fins Bois)

5. ボン・ボア (Bons Bois)

6. ボア・オルディネール (Bois Ordinaires)

主にグランドシャンパーニュを最高位として下に向かうにつれて、長期熟成には向かなくなります。

違いが出るのは主に土壌と気候によって区別され、それに伴い生産されるブドウの糖度や酸性度によって長期熟成が可能かどうか、熟成後の香りや味などが変わってきます。


各地区の特徴は以下の通りです。

1. グランド・シャンパーニュ (Grande Champagne)

  • 土壌と気候: 深い白亜質(石灰質)土壌。内陸部に位置し、日照量と排水性のバランスに優れる。

  • 生産されるブドウの特徴: 酸度が非常に高く、糖度は控えめ。豊富なミネラル分を蓄える。

  • 熟成後の特徴: 20年〜50年以上の超長期熟成を経て真価を発揮。非常にエレガントで、複雑な「ランシオ香(熟成したキノコやドライフルーツの香り)」や白い花の芳香をもつ。

2. プティット・シャンパーニュ (Petite Champagne)

  • 土壌と気候: 白亜質土壌だが、1地区に比べて石灰層がやや浅い。気候条件は1地区に酷似。

  • 生産されるブドウの特徴: 高酸度でミネラル感に富み、1地区よりわずかに果実味が強い。

  • 熟成後の特徴: 長期熟成向き。グランド・シャンパーニュに近い構造を持ち、力強くフルーティーで持続性のあるアロマに仕上がる。

3. ボルドリ (Borderies)

  • 土壌と気候: 最も面積が小さく、表層は粘土質で下層に珪石を含む。比較的温和な気候。

  • 生産されるブドウ: 粘土質の影響で熟成がゆっくり進み、皮に独自の香気成分が蓄積される。

  • 熟成後の特徴: 中〜長期熟成向き。スミレやアイリスを思わせる独特のフローラルな香りと、滑らかで丸みのあるまろやかな味わいに変化する。

4. ファン・ボア (Fins Bois)

  • 土壌と気候: 広大な面積を占める粘土石灰質(赤色粘土)土壌。寒暖差のある内陸気候。

  • 生産されるブドウ: 酸味と糖度のバランスがよく、果実味が豊かに成熟する。

  • 熟成後の特徴: 中〜短期熟成向き。潰したての葡萄、リンゴや洋ナシを思わせるフレッシュ&フルーティーで親しみやすい味わいになる。

5. ボン・ボア (Bons Bois)

  • 土壌と気候: 重い粘土質や砂質が混ざった土壌。外縁部に位置し、気候の影響を受けやすい。

  • 生産されるブドウ: 葡萄の成熟が早く、ストレートで野生味のあるアロマを持つ。

  • 熟成後の特徴: 短期熟成向き。熟成スピードが早く、土っぽさや力強い果実香が前面に出た若い段階で楽しむコニャックになる。

6. ボア・オルディネール (Bois Ordinaires)

  • 土壌と気候: 大西洋沿岸および離島部(レ島・オレロン島等)に位置する海洋性砂質土壌。大西洋からの潮風を受ける。

  • 生産されるブドウ: 塩風の影響を受け、熟成が早く独特のヨード感や潮気を含んだアロマを持つ。

  • 熟成後の特徴: 短期熟成向き。ごく短い熟成で製品化され、ほんのり海風を感じさせる素朴でユニークな個性を発揮する。


まとめ

以上簡単でしたがコニャック生産地区の解説をさせていただきました。

ファン・ボア、ボン・ボア地区のブランデーはそれ単体で飲まれる、というよりは他の原酒と合わせて味わいを整えるために使用されることが多いそうですね。

6.ボア・オルディネールは生産量も少なく、主に現地の方々だけで消費されるそうです。
ある意味一番レアかもしれません笑

また私が面白いと感じたのは、生産されるブドウが糖度が低く、酸性度が高いほど、長期熟成が可能になる。という点ですね。

採れたブドウをそのまま食べておいしいのと、ブランデーにしておいしいのは別ということなんですね~。

ちなみに糖度が違うと発酵時にアルコール度数に違いがあったりするなどいろいろあって、熟成の向き不向きが決まりますが、化学系はまた今度にしましょう笑

コメントや質問などございましたらお気軽にどうぞ!

本日はここまでにしましょう。
それではまた次回!


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