142:よーいドンで始めてみる
もうどうにも何もしたくない日、こんな自分の尻にどうにか火をつけられないかと思案していた。
そんな時に思いついたのが、よーいドンのピストルを鳴らすことである。世界陸上を見ていて思いついた。
といっても、家でピストルを鳴らすわけにはいかない。そこで、自分はタイマーをかけることにした。
5分のタイマーを、始めるぞという気持ちでかける。いちいちタイマーを探して脱線しないように、スマホのホーム画面にショートカットを作った。ボタンを押すと5分のタイマーがかかる。
さあ5分だけ何かするぞ!と何も考えずにとりあえずボタンを押す。そして、とりあえず歩き回る。思いついたことをやる。できるだけ立ち上がってこなす用事から取り組みたい。
すると、大概あっという間に5分後が訪れる。その頃には作業興奮が発生していて、タイマーを止めて続きをやりたくなっている。
もし5分が永遠のように感じられて、何度も残り時間を確認してしまったならば、その時は本当に疲れていると思われる。諦めて横になった方がいいかもしれない。
自分の場合は、走り始めてさえしまえば案外ゴールまで走り続けてしまえる。肝要なのは、始める瞬間。そこをスムーズにしていきたい。
