「もし奥様より先に出会っていたら…」──その涙を希望に変えた女性だけが、未来を変えていく
はじめに
「あと数年、早く出会っていたら。」
「彼が独身だった頃に出会えていたら。」
「きっと私たちは結婚していた。」
不倫という恋をしている女性なら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
彼と手をつないで歩く帰り道。
優しく抱きしめられた夜。
「帰りたくない。」
そう言ってくれた彼の言葉。
そんな幸せな時間のあと、彼は家族の待つ家へ帰っていく。
その後ろ姿を見送りながら、
「順番さえ違っていれば…。」
そう何度も思ってしまう。
その気持ちは、とてもよく分かります。
愛しているからこそ苦しい。
一緒にいる時は幸せなのに、一人になると涙が止まらない。
周りには相談できない。
未来も見えない。
だから、過去ばかり考えてしまう。
「奥様より先だったら。」
「もっと早く出会えていたら。」
でも今日は、その考え方を少しだけ変えてみませんか。
実は、その瞬間から、多くの女性は自分で未来への扉を閉めてしまっているのです。
「もし」が増えた恋は、前へ進めなくなる
人は苦しい時ほど、「もし」を探します。
もし独身だったら。
もし転勤がなかったら。
もし彼に子どもがいなかったら。
もし奥さんと出会う前だったら。
考えれば考えるほど、頭の中では幸せな未来が完成していきます。
彼と結婚して。
朝、一緒にコーヒーを飲んで。
休日は買い物へ行き。
子どもがいて…。
でも、その未来は現実ではありません。
現実は、
彼には家庭がある。
あなたは彼を愛している。
そして今、この瞬間も時間だけが過ぎている。
残酷ですが、「もし」を考えている時間では、現実は一ミリも動きません。
動くのは時計の針だけです。
私も「奥さんより先だったら」と泣き続けた
以前、相談に来られた42歳の由美さん(仮名)は、開口一番こう言いました。
「先生、私たち、出会う順番が逆だっただけなんです。」
その言葉を聞いた瞬間、
彼女がどれほど彼を愛しているのか伝わってきました。
付き合って四年。
彼は優しい。
誕生日も祝ってくれる。
旅行にも行く。
「愛してる。」
そう何度も言ってくれる。
だから余計につらい。
「どうして私じゃなかったんだろう。」
毎晩考えていたそうです。
彼女はスマホのアルバムを見返しては泣き、
彼とのLINEを読み返しては泣き、
休日になると奥様の存在を想像して泣いていました。
ある日、私は彼女に一つだけ質問しました。
「もし、本当に奥様より先に出会っていたら、今のあなたは幸せでしたか?」
彼女は少し黙って言いました。
「……分かりません。」
そうなんです。
実は誰にも分からない。
出会う順番が違っても、
仕事が違えば出会わなかったかもしれない。
住む場所が違えば恋に落ちなかったかもしれない。
価値観が違っていたかもしれない。
「もし」は、誰にも証明できない世界なのです。
だから私たちは、
証明できない過去ではなく、
変えられる未来を考えなければならないのです。
苦しい恋ほど、「目標」がなくなる
不倫相談で多いのが、
「私はどうしたらいいですか?」
という質問です。
でも、その前にもっと大切な質問があります。
あなたは彼と、どうなりたいのですか?
ここが曖昧な女性は意外なほど多いのです。
結婚したい?
離婚してほしい?
今のままでいい?
一緒に住みたい?
老後を過ごしたい?
それとも、
ただ愛され続けたい?
この答えがないまま恋愛をすると、
毎日が彼の行動に振り回されます。
LINEが来れば幸せ。
来なければ絶望。
会えれば天国。
会えなければ地獄。
人生の主導権を彼に渡してしまうのです。
でも、本当に幸せになる女性は違います。
彼に目標を預けません。
自分自身が未来を描いています。
「彼とどうなりたいのか」を決めた女性から、恋は動き始める
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