ケンブリッジC2初挑戦からちょうど1年。過去3回の挑戦を振り返りながら「これから」も考える | ケンブリッジ英検C2 | #28
こんにちは。久々の投稿になります。先日投稿したCELTAコース修了の記事でも少し触れたんですが、この6月にC2を再度受験することにしました。
元々今年は3月から5月までCELTA(ケンブリッジ大学認定英語教授資格)コースを受講していたこともあり、5月はもちろんのこと、6月もまだ3月の時点では都合がつくかわからない状況でした。
ですがその後6月が都合がつくことがわかり、せっかくなので受験しようと決めました。そんなことから次回に向けての取り組みに関して言えば、最近までCELTAにかかりきりでほとんどケンブリッジ英検には時間が割けなかったというのが正直なところで、これからの残り約2週間はワークブックや問題集をひたすら解いて「実践」のみで進めていくことにしました。
そしてふと気づけば早いもので昨年5月にC2に初挑戦してから今月で丸一年が経ちました。この1年の間に3回挑戦し、まだトータルでのC2合格には達成してはいないものの、一旦区切りの良いこのタイミングで「中間レビュー」的に振り返りや気づきを中心に展開したいと思います。
過去3回のスコア推移
まず過去3回の全体スコア一覧です。2回目は大きく点を落としてしまったものの、全体的に見るとこの1年の間でスコアはあまり変化はありません。

それでは科目別でさらに細かく見ていきます。やはりこちらの方が「ダイナミック」で面白いです(笑)。

ケンブリッジ英検は科目別でもスコアとレベル判定が出ますが、改めて振り返ってみますと、いずれもギリギリではあるもののほとんどの科目で少なくとも1回はC2判定を頂くことができました🙏。一方、リスニングは微動だにしないという現実にも直面はしていますが😢。そのため次回以降はリスニングはせめてC1、他の科目はギリギリではなく余裕をもってC2レベル(Grade B以上)まで持っていくということを当面の目標にすることにしました。
科目別振り返り
ここからは科目別にざっくり振り返っていきたいと思います。総括と今後の課題という構成ですが、C2判定を受けたことがある科目については良かったと思う対策についても加えてみました。
Reading
総括:初回に苦戦したものの、2回目、3回目とスコアも改善傾向
うまくいったと思う対策:本文と設問の熟読、キーワードのマーキングの徹底、特に各パラグラフの概要を簡単にひと言メモ的に書く
今後の課題:必要な情報を即座に把握して解答時間を短縮できるためのScan readingスキル向上、およびボキャブラリーの強化
UoE
総括:3回いずれもC2判定
うまくいったと思う対策:当初一番苦手意識が高かったPart 4: Key word transformationsは、倒置や仮定法などあやふやだった文法項目を英語のハノン中級・上級の該当ユニットで繰り返し口頭練習で文型を頭に叩き込んだのが奏功。イディオム、熟語対策でFlo Joeのエクササイズを毎日少しずつ解いてノート作り
今後の課題:過去3回ともC2レベル判定とはいえ、問題との相性によってはスコアが大きく下がる(例:2回目受験)科目なのでは油断は禁物。今まで通りひたすら演習を継続
Writing
傾向:2回目でスコアが大幅に低下したが、3回目で復活
うまくいったと思う対策:初回挑戦直前にC2試験官経験のあるネイティブ講師から採点ポイントを伝授してもらい、全ての分野で添削をしてもらったこと。試験中は時間配分の失敗が2回目のスコア減につながったと思うので3回目では時間管理を徹底。
今後の課題:自分がやりやすいと感じるジャンルやトピックがまだ限られているので、試験でどんなトピックが出ても慌てないよう日頃から様々なジャンルのライティングを書いて、「ストック」を蓄積したい
Listening
傾向:3回ともスコアが低く、特に2回目はスコア算出不能。。
今後の課題:そもそも論として、ボキャブラリー不足や問題(タスク)に慣れていないのが問題。未だ解決策は見えていないものの、日頃から英語に触れる時間を増やす、問題集やネット上の練習問題をどんどん解くしかないと感じる
Speaking
傾向:2回目でスコアが低下したが、3回目で復活
うまくいったと思う対策:1日2分間スピーチ練習の継続。上記ネイティブ講師やCamblyの試験対策指導経験のある講師と模擬練習を繰り返す。彼らからのアドバイスの通り「Keep talking(とにかく話し続ける)」という戦術を徹底
今後の課題: スコアがまだ安定しないのも事実なので、これまでの練習を継続しつつ、練習したトピックの表現を復習して表現も磨いていきたい。ネイティブ講師との模擬面接も継続
気づき①C2試験が難しいのは文章や単語というよりも「タスク」
ケンブリッジ英検を実際に受験してみて感じたのは、C2レベルを難しくさせているのは文章や単語よりもタスク、すなわち問題そのものであるということでした(注:だからと言って「単語が簡単だ」という意味では全くないです!)。以下、私個人の感想にはなりますがいくつか例を挙げてみたいと思います。
UoE: 他の難関資格のように難しい単語が出てくるのかと思いきや、むしろ単語の使い方自体を問う問題が圧倒的に多い
Reading: もちろん難しい単語は問題文の中に出てくる。しかしその単語を知らなかったことが致命傷になるかと言えばそんなことはない。特にPart 6のパラグラフ穴埋め問題では、つなぎ言葉や代名詞や指示語が何を受けているのか、示しているのかを理解しないと解けない。ロジックの理解が大事。
Writing: 特別難しい表現を使わなくてもC2レベルには到達はできるという印象。むしろ難しい表現を無理して使ってロジックや一貫性が破綻する方が大きく減点されるのかも(2回目受験の経験より)
Listening: 練習問題を解いた後にスクリプトを見ると、思ったほど難しい単語やフレーズは出ていない。むしろ実生活に密着したものが多い。自分はそれらを知らないことがもちろんネックにはなっているが、仮に表現を知っていて内容を理解できたとしてもタスクが難しいため(特にPart 4)得点になかなか結びつかないと感じる。またパラフレーズ力も大事。
Speaking: 単に上級の表現を使って話す、文法的に正しいことも重要かもしれないが、パートナーと協力してタスク(例:写真を見てディスカッションや提案を決める)をこなす「コミュニケーション力」を重視している印象
気づき②出題されるジャンルは多種多様。その中でも自然科学はよく出る
これまで3回それぞれで振り返り記事でも触れましたが、出題されるジャンルは本当に様々で毎回面食らいます(笑)。ネイティブ講師からは教育、仕事・キャリア、コミュニティがよく出題されると聞いて、スピーキングでもライティングでもこれらを中心に取り組んできましたが、実際に受験をして感じるのは自然科学分野の出題が思ったよりも多いという点です。例えば、コウモリの生態であるとか、アイスランドの火山灰でフライトに影響が出た話、野生動物の飼育、人類の体格の進化など毎回結構な割合で出題されます。こういった分野の対策としては、私の個人的な経験にはなりますが、工業英検を受験したことやケンブリッジ英検対策を本格化する前に受講していたナショナルジオグラフィック翻訳講座の受講が思いの外役立っています。
今後の取り組み方:科目別ではなく「英語を使うタスク」を学習でどんどん取り入れて底上げしていきたい
もう4回目受験まで時間がないので今は問題集をひたすら解くだけ解いて本番を迎えることになるかとは思いますが、長期的にはどう取り組んでいくのかについて最後に触れたいと思います。
これまでは科目別に課題を決めて取り組むことが多かったんですが、最近まで受講していたCELTAコースを通じてタスクベースの言語指導(TBLT, Task Based Language Teaching)という実際の生活や仕事に関連する具体的なタスク(活動)をベースにしたコミュニケーション練習を重視するという考えに触れ、実際に自分も教育実習でこのフレームワークに沿ってレッスンをしてみて、もしかしたらこのアプローチが「ケンブリッジつながり」ということで試験対策と親和性が高いのかもと感じ、今後の学習にも生かせないかと考えるようになりました。
これまでですと、ボキャビルであれば単語帳に出てくる単語やフレーズをひたすら回す、リーディングであれば海外メディアの記事を読んで知らなかった表現を調べておしまい、といったように個別に完結させがちだったんですが、そうではなく例えば「今日読んだ環境に関する記事に出てきたイディオムやコロケーションを使って環境問題に関するライティングの課題を書いてみよう」であるとか、「リスニング問題で出ていた教育に関するトピックについていくつか質問を作って、それについてスピーキングしてみよう」といった感じです。
このように科目別ではなく、それぞれの科目をうまく連携させて演習し、そうした演習を通じてコミュニケーション力を向上させる、さらには文法や表現も固めていくというアプローチを自分自身をまず「CELTA取得後の第1号の生徒」にして実験・応用できないかなと考えてます。そう考えると、改めてC2対策では基本中の基本書とも言えるObjective Profiencyはうまくできているなと改めて読み返しながら感じているところです。
この辺りはまだコースが終わって日が浅く、咀嚼しきれていない部分も多々あるので追い追い試行錯誤を繰り返しながら実践できればなと思っているところです。
本日は以上になります。本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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