140字小説|静かなご褒美
寝かしつけがおわった。
今日は時間かかったな。
散らかったリビングも、洗い物の残るシンクも見ないふりをして、冷蔵庫のプリンを開ける。
誰にも分けなくていい一口目。
「おいしい」思わず口から漏れる。
今日一日の「おつかれさま」が、ようやく自分の声で聞こえた。ここからようやく自分時間。

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