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オールドコンデジ散歩 CASIO QV-2900UX(1)

 今回からはCASIOの「QV-2900UX」です。2001年発売、211万画素、記録メディアはCF(コンパクトフラッシュ)、F値は3.2~3.5、バッテリは単三電池4本もしくは別売りのリチウム電池パック、光学8倍ズーム✕デジタル4倍ズームで最大32倍ズーム、最短1cmのマクロ撮影、最長60秒のバルブ撮影などと高機能でした。店頭価格は59,800円。25年前のカメラです。

レンズが回転します。液晶がちっちゃい!

 最も特徴的なのは「スイバル機構レンズ」というもので、回転式のレンズを備えていたことです。レンズが270度回転するため、自撮りやローアングル・ハイアングルの撮影ができました。
 街撮りの場合は、腰のあたりに持って、二眼レフカメラのように上から液晶画面を覗き込む「ウエストレベル」での撮影が良き。日中屋外では良く見えないのでなんとなく確認するだけなのですけど。

CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX
CASIO QV-2900UX

 どの画像も少し色味が紫というか赤味がかっていることに気が付きましたか? 設定で「ピンクフィルター+赤強調+コントラスト高」に設定しています。そのままではあまり面白みがないので、せっかくですから設定してみました。

 このカメラ、感度や露出、シャッター速度の変更やマニュアルフォーカス、インターバル撮影やパノラマ撮影なんかもできて非常に機能が充実しています。ベストショットというシーンモードも良くできています。
 しかし、大きなマイナスポイントがあります。

 まず、操作系がボタンと「+」「-」ボタンで操作液晶画面での選択というものなのですが、それが非常に面倒です。ユーザーインターフェースもカシオ独特のデザインなのですが、直感的に操作できるダイヤルや十字キーではなく、とても面倒です。ボタンもシャッターとメニューボタン、「+」「-」ボタン、他に設定専用のボタンが4つもあってとても煩雑です。
 例えばマニュアルフォーカス撮影では、設定ボタンを3回押してMFモードにして、MF表示が点滅している間に「+」「-」ボタンでピントを合わせる、というものです。晴天の屋外だと液晶はまともに確認できませんので実質的に使いものになりません。慣れないと取説なしでは使えません。
 ボタンの位置も悪く、知らない間にセルフタイマーがONになっていてシャッターが切れない、ということも頻発します。

 次に、三脚のネジ穴の問題です。このカメラには光学ファインダーはありませんので、両手を伸ばした不安定な構えの撮影ポジションしかできません。当然、手振れ補正機構はありません。それで光学8倍望遠撮影(320mm相当!)しようとすると三脚必須なのですが、三脚をつけると干渉してスイバルレンズが回転しなくなります。一部の小さな三脚を使うか三脚穴の延長アダプタを使わなければなりません。三脚穴の延長アダプタを付属してくれれば良かったのですが…

 最後にやはりバッテリーの持ちです。アルカリ単三電池では連続撮影していると30分も持ちません。別売りのリチウム電池パックを買うか、予備の電池を4セットくらい持ち歩くことになります。まぁ、当時はこのカメラだけではなくて、デジカメの大きな弱点でした。

 手振れ補正もなくバッテリーの持ちが悪いのは、当時のことですから仕方ありません。でも、操作系の問題はもうちょっとなんとかならんかったのかなぁ、と思います。
 当時、私は仕事で夜間の撮影や動いている人間の撮影も多かったのですが、まだまだ、フィルム一眼レフカメラをメインに使うしかありませんでした。

 単三のリチウムイオン充電池です。これでオールドデジカメを使うと、当時の電池持ちの悪さが嘘のように長持ちします。お陰で散歩にも持ち歩けます。ただ、メーカーが違うものは混同して使わないようにしましょう。念のため。

今日はここまで

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