家の中心で、心の声を叫ぶ
ここひと月ほど、気持ちがずっと落ち着かなかった。
ネガティブがポジティブを静かに、でも確実に上回っていた。
文章を書く余裕もなく、アウトプットは停止。
その代わり、考えなくて済むことばかり選んで過ごしていた。
たぶん、意識的な現実逃避。
そんな年末の、自分のための記録です。
1.本を最後まで読めないときもある
3週間前、ふと手に取ったのが
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』。
SFはあまり得意ではない。
それでも、来年映画化されると聞いて、なぜか気になった。

設定は、とても魅力的だった。
宇宙船で目覚めた主人公。
失われた記憶。
人類滅亡を食い止めるための、たったひとりのミッション。
……面白いはずなのに、先へ進めない。
1週間経っても上巻は終わらず、
2週間経っても、まだ途中。
結局、途中を飛ばしながら
「結末だけ知りたい」という気持ちに負けて、3週間後に下巻を一気読みした。
邪道だとは思う。
でも、そんな読み方をするときもある。
ラストは意外で、
SFの中にちゃんと「感情の物語」があった。
それでも最後まで読めなかった理由を考えると、
どうしても翻訳の言葉が引っかかってしまった。
「ワオ」
「フォン」
たったそれだけの言葉なのに、
会話のたびに現実に引き戻される。
映画『ET』で「ET phone home」というセリフが、字幕で「ET フォン おうち」と出てきたらなんとなく違和感を感じないだろうか。
英語なら気にならないのかもしれない。
でも日本語として読むと、どうしても違和感が残った。
Amazonのレビューは大絶賛。
でも、本は相性だ。
今回は、私好みじゃなかっただけ。
2.終わらない相続と、言えない怒り
父が亡くなって2年。
叔父が亡くなって、もうすぐ1年。
相続手続きをプロに任せたはずだった。
なのに、ミスが重なり、結局は別の弁護士に依頼し直すことになった。
報告はない。
催促しても返事はない。
書類までなくしたらしい。
それでも、強く言えない事情がある。
この「言えなさ」が、いちばんしんどい。
書けばスッキリするかもしれない。
でも、思い出すだけで気持ちが荒れるから、
あえて書かずにやり過ごしてきた。
「腹を立てても仕方ない」
そう思おうとしても、
腹が立つものは、やっぱり腹が立つ。
3.気分転換は、嘘を見抜くドラマ
そんな日々の中での、唯一の逃げ場が海外ドラマだった。
最近ハマったのは
『Lie to Me』
人の「微表情」から嘘を見抜くドラマ。
刑事ものでも、科学捜査でもない。
人の心の揺れを、ほんの一瞬の表情から読み取る。
1話に2つの案件が並行して進み、
犯罪だけでなく、個人的な依頼も扱う。
一気見してしまったけれど、
シーズン3で打ち切り。
私は大好きだったけれど、
多数派ではなかったのかもしれない。
4.次の楽しみは、やっぱり読書
ドラマを見終えてしまって、少し途方に暮れている。
地上波テレビは、ほとんど見なくなった。
決まって見るのは、
『ダーウィンが来た』と『べらぼう』、『ホンマでっか』くらい。
『べらぼう』も終わってしまうし、これは読書に勤しめということなのだろう。
すでに本は手元にある。
どちらから読むか、迷っているところ。
584ページ。
まずは手ごわそうな『ブレイクショットの奇跡』から行こうかな、と思っている。
どちらも初読みの作家さん。
その未知さも、楽しみのひとつだ。
5.仕事は、続ける方向で
先日、職場で面談があった。
今の仕事は、あと2回更新できる。
更新するなら、今月中に書類を出す。
3年目になり、少しずつ慣れてきた。
でも、理不尽な電話対応や、増え続ける業務量に、心が追いつかない日もある。
休めば、すべて自分に返ってくる。
無理をして、体調を崩したこともあった。
それでも今は、
「続ける」に8割ほど気持ちが傾いている。
慣れた場所で働くことも、
自分を守る選択なのかもしれない。
6.行きつけの美容師さん、またも産休に入る
2ヶ月に一度の美容院に行き、次の予約をとってお店を出る段になって言われた。
「○○さんに続いてで申し訳ないのですが、私も3月に出産するので産休に入ります」と。
2月はぎりぎりいるらしいけれど、次回が最後ということだ。
3月が出産予定なら早まる可能性もあるだろう。
思わず「え!?」と声が出てしまったが、またしても美容院難民になるかもしれないと思うとやるせない。
しかし、おめでたいことなのでここは笑顔で「体調に気をつけて」と言って別れた。
「続けて来ていただけるなら、引継ぎはして行きます」と言われたけれど、男性スタイリストしか選択肢はないらしい。
基本的には女性がいいのだけれど、しかたない。
まぁ、考えてもしかたない。新しい出会いが吉と出ることを祈ろう。

最期まで読んでいただき、ありがとうございました。
ここ2か月、
心が落ち着かないまま、日々が過ぎていきました。
相続問題が片付かない限り、
どこかにずっと引っかかりがある。
それでも、できることを一つずつやるしかない。
来年は、
自分の老後や「楽しみ」に、
もう少し安心して目を向けられる一年になりますように。
いいなと思ったら応援しよう!
読んでくださってありがとうございます!もし気に入っていただけたらサポートいただけると嬉しいです。猫さまのために使わせていただきます。