結果は、あとからついてくる。【2026/07/09】
少しだけ、目線を上げてみた
娘のアクシデントがあってから、私は一つ決めたことがある。
「疲れた」という言葉をできるだけ口にしないこと。
その代わりに、「私は今日も頑張っている」と自分に声をかけるようになった。
朝、鏡の前では笑顔をつくる。
そして苦手な通勤電車では、腕で自分の周りに小さな空間をつくり、「ここは私の安心できる場所」「今日も素晴らしい一日になる」と心の中で唱えてから乗り込むようにした。
不思議なことに、それだけで少し気持ちが軽くなった。
さらに、下を向くのをやめ、背筋を伸ばして遠くを見るように意識すると、周囲の視線や混雑が以前ほど気にならなくなった。
私は女性としては背が高い方だ。
背筋を伸ばすと視線は自然と高くなり、満員電車でも人混みではなく窓の外の景色が目に入る。
「今日はどんな空だろう。」
「富士山は見えるかな。」
そんなふうに遠くへ目を向けるだけで、心にも少し余裕が生まれることに気づいた。
悩みごとがあると、人は無意識に下を向いてしまう。
でも、だからこそ顔を上げて遠くを見る。
それだけでも、心の景色は少し変わるのかもしれない。
健康でいられることは、それだけで幸せ
私は幼い頃から病気がちで、大人になってからも二度の大きな手術と入院を経験した。
術後は水を飲むことも、食事をすることも思うようにできず、「普通に生活できること」がどれほど幸せなのかを何度も思い知らされた。
健康であること。
家族と笑えること。
仕事ができること。
娘と一緒に夢に向かって挑戦できること。
本当は、それだけでも十分に幸せなのだ。
それなのに、毎日が忙しくなると、そのありがたさを忘れ、「疲れた」「どうしよう」という言葉ばかりが増えてしまう。
今回の出来事は、そんな私にもう一度大切なことを思い出させてくれた。
だからもう、心が下を向き始めたときの"アラーム"を見逃さない。
そのたびに顔を上げよう。
今ある幸せに感謝しよう。
そう思えた。
気持ちの良い朝に届いた、うれしい知らせ
そんな気持ちで迎えた今日。
授業では、学生たちが仏検合格を報告してくれた。
教師として、本当にうれしい瞬間だった。
するとふと、「娘の結果も出ているはず」と思い、急いでホームページを確認した。
そこには、
「合格」
の二文字。
しかも86点。
自己採点通りの結果だった。
フランス語での読み書きが決して得意ではない娘が、限られた時間の中で努力を重ね、小学生で仏検4級に合格した。
本当によく頑張ったと思う。
バレエも学校もあり、毎日忙しい中で勉強を続けた努力が、今日という結果につながった。
努力は、すぐに報われるとは限らない。
でも、諦めずに積み重ねたものは、必ずどこかで実を結ぶ。
そんなことを、娘の姿から改めて教えられた一日だった。
秋には3級への挑戦をしてみようか。
難易度はぐっと上がるけれど、この経験はきっと娘の自信になるはずだ。
私も教師として、そして母として、一緒に頑張っていきたい。
今日のタロット

今日引いたカードは、カップのクイーン(正位置)だった。
このカードは、優しさや思いやり、感受性、そして心の安定を象徴する一枚である。
私はこのカードを見て、「外の世界を変えようとする前に、自分の心を整えることの大切さ」を教えられているように感じた。
今回、私はほんの少しだけ考え方を変え、顔を上げて歩くことを意識してみた。
すると、世界そのものが変わったわけではないのに、自分の見える景色が変わり始めた。
そしてその先には、学生たちの仏検合格報告、娘の合格という、うれしい知らせが待っていた。
もちろん偶然かもしれない。
それでも、前向きな気持ちで毎日を積み重ねていくことに意味はあるのだと思う。
結果だけを追いかけるのではなく、毎日を丁寧に積み重ねる。
その先に、結果はあとから静かについてくる。
今日はそんなことを感じた一日だった。
