バレバレな嘘に笑った日|5歳の成長と親の心の整理
最近、5歳の息子が「バレバレな嘘」をつくようになりました。
例えば、手を洗ったのに「まだ洗ってないよ」と言ったり、
お着替えを済ませたのに「まだしてないよ」と言ったり。
わたしが驚くと、息子はとても楽しそうに笑います。
正直、最初はびっくりしました。
「なんでそんなすぐバレる嘘をつくんだろう?」
「嘘をつくなんて、悪いことなんじゃないか?」
そんなふうに、戸惑いや心配が入り混じった気持ちになりました。
でも、調べたり考えたりするうちに、これは「成長の一つのステップ」だと知りました。
バレバレな嘘のエピソード
先日も、手を洗い終わった後に、
「手洗ってないのに、いろんなところ触ってばっちっちにしちゃった!」と楽しそうに言ってきた息子。
わたしが「ばっちっちにしちゃったの?」と聞くと、
「うん!」と得意げな顔で返事をします。
(明らかに手を洗う音はしていたので、そんなことはないとわかっていましたが)
しばらくそのまま乗ってあげていると、最後には
「本当は洗ってるよー!」とドヤ顔で種明かしをしてきました。
あまりにもバレバレで、思わず笑ってしまう瞬間でした。
親として感じたこと
そんな息子を見て、最初は
「どうしてこんな嘘をつくんだろう?」と戸惑いました。
子どもが嘘をつく=悪いこと、
というイメージが強かったからかもしれません。
でも少し立ち止まって考えてみると、
息子の心(認知)が発達し、
「自分と相手のズレ」を楽しめるようになったのでは?と感じました。
それならば、否定するのではなく、
あえて息子の遊びに乗っかってみることにしました。
とはいえ、なぜこんな行動をするのか知りたくなり、いろいろ調べてみたのです。
5歳児が「わざとバレる嘘」をつく理由
調べていく中でわかったことは、
5歳くらいの子どもがバレバレな嘘をつくのは、発達的にとても自然なことだということでした。
その理由は主に3つあります。
1. 想像力(ごっこ遊び的なもの)が発達しているから
5歳ごろは、想像力が急速に伸びる時期です。
「本当のこと」と「作った話」を自由に行き来できるようになり、
空想の世界を楽しめるようになります。
この年齢の子どもにとって、嘘も「遊び」の一種。
バレる前提の嘘=ごっこ遊びのような感覚なんですね。
2. 相手とのコミュニケーションを楽しんでいるから
子どもは、大人のリアクションを見るのが大好きです。
わざとバレバレな嘘をついて、
→ 大人が「えー本当!?」と驚く
→ それに「嘘だよー!」と答えて笑い合う
このやり取りそのものが、愛着関係を深めるコミュニケーションになっています。
つまり、「もっと仲良くなりたい」「関わりを楽しみたい」というサインでもあるのです。
3. 「心の理論」の発達
5歳ごろは、
「自分が知っていることを、相手は知らないかもしれない」
という”心の理論”が発達してきます。
つまり、
「ぼくは嘘をついている。でも、ママは本当だと思っている(かもしれない)」
→ この“ズレ”を楽しめるようになってきた、ということです。
これは、認知の発達においてとても大きな成長です。
わたしが感じたこと
この記事を書くにあたり、改めて調べたり考えたりして、
「ああ、息子はちゃんと成長して、次のステップに進んでいるんだな」
と、あたたかい気持ちになりました。
これからもたくさん遊び、絵本を一緒に読み、
いろんな経験を一緒に重ねていきたいと、改めて思いました。
同じように悩んでいる方へ
お子さんの嘘が心配な保護者の方も多いかと思います。
嘘をつく背景には、
• 遊びとして
• 自分を守るため
• 関係を楽しみたいから
など、さまざまな理由があるはずです。
ぜひ、お子さんの表情や言葉の裏にある気持ちを、そっと見てあげてください。
怒りたくなるときもあるかもしれませんが、
できるだけ怒らず、「本当のことを言っていいんだよ」と伝えてあげてほしいです。
そして、遊びの一環なら、ぜひその世界に飛び込んで一緒に楽しんでください。
それが、子どもの想像力や自己肯定感を育てることにつながっていきます。
おわりに
小さな「嘘」を通して、子どもは心も頭も大きく育っています。
わたし自身も、日々のやりとりの中で、
「今、どんな成長の段階にいるんだろう?」と想像しながら、
子どもと向き合っていきたいなと思います。
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子どもの発達や日々の気づきについて、
これからもゆるやかに発信していきます。
よければまた遊びに来てくださいね。
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