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余白

最近、ドパガキという言葉をよく巷で聞きます。

ドーパミン中毒のガキという意味で、何をするにしてもスマホが手放せない状況であり、ドーパミンがずっと出っ放しという風に理解しているのですが(雰囲気理解)

かのいう私も本当にスマホが手放せない生活でして、、

いつもお風呂とかご飯をたべるにしてもスマホの刺激がないと動けない日々を過ごしていました。寝る直前までずっと何かしらの動画を見続けるという生活を繰り返していました。

YouTubeを最初は見てたんですが、Netfrix課金しているのに見ないのは勿体ないと思い、お風呂もアニメやドラマを見ないと入れない始末。
普段の仕事でも時間に追われる生活をしているのに、家でも動画見続けて時間が溶けていく、そんな生活をしていました。

休みの日はドラマと映画をずっと見続ける生活、仕事の時はスケジュールを組んで、時計とにらめっこするくらい時間を守る仕事なのに、休日は、人との待ち合わせの時間を守れない、そんな堕落した生活を送っていました。

怖いのが、それに全く自分自身がやばいことだと気づいていないこと。
Netfrixで好きな映画やドラマを見ることでしか、自分のストレスは解消されない、だからこの時間が必須なんだと思い込んでいたことでした。映画やドラマで琴線震える感情を体験することで、正当化しようとしてたのだと思います。

かつて大好きだった本も読めなくなり、インスタで次見るドラマや映画の情報収集という名目で2-3時間は平気で過ぎていく、、そのあと映画やドラマを永遠に眺め続けて、はっとしたらもう23時。
たまたまみたヘルスケアの通知で、その日の歩数10歩。
唖然としました。
貴重な休みがこんな感じで溶けていく、というか貴重な20代がこんな感じで過ぎていくことに危機感を感じるようになりました。

先日、お茶を点てるというブログを投稿したのですが、そうやってスマホで時間を浪費することに恐ろしくなっていたころの話です。

たまたま本屋さんの前を通って朝活のことを書いていた本を見つけました。どうせ同じこと書いてるだけだろうと軽い気持ちで立ち読みしました。
すごい雑な要約ではあるのですが、5分でもいいから空白の時間を作れということが書いてありました。
私の勝手なイメージで偏見の塊なのですが、朝早く起きることを推奨する本とかって、ありえないくらい早い時間に起きて、夜できなかったことを朝で挽回したり、勉強したり、運動したり、日記を書いたりと分単位で決まった行動をするというイメージがありました。朝からそんな風に動くことなんてできるわけないでしょ、てかそもそも毎日続けるのは無理だとどこか諦めており冷めた気持ちを抱いていました。
でもその本は、朝は自分自身の気持ちと整える時間だから自分が心地いいと思うことをやって、ゆとりのある時間を過ごすことが大切だということが書かれていました。朝って空白の時間を過ごしていいのか、これは私にとって目からうろこでした。

それでも、私がちょっとストレスに感じるのが、例え朝早く起きた時に、今から何しようか、という選択でした。
きつきつのスケジュールを朝からこなすのは無理だけど、ある程度ルーティンは決めておきたいなと思っていて、、

そんな中で生まれたのが、お茶を点てることでした。

朝起きて、お湯を沸かし、決められた動作で、静かにお茶を点てる。五感をフルに使い色や匂いを感じつつ、抹茶の味わいを口いっぱいに広げる。その瞬間って不思議なことに無の領域で、でも何の感情もないのかと言われたらそんなことはなく、まっすぐ自分と向き合い対話することで、はじめて感情を受け止めることができるんだと感じました。

ここ最近の私を振り返ってみると、無音で過ごすことに対し不安が大きく、動画を流すことでその不安を解消しているつもりになっていました。また日々の鬱憤も、ドラマや映画が私を満たしてくれると信じていました。

隙間なく映画・ドラマ漬けの時間も感動や喜び、怒りなど感情の動きはもちろんあったし、人生を変えてくれた映画やドラマもたくさんありました。
でも映画、ドラマ、動画とかってどうしても決められた時間の中で映像が流れていくから、情報量が多すぎて感情の処理が追い付かず、気づかないうちに感情処理に疲労していたんだろうなと思います。

今音のない環境で自分とまっすぐ向き合う時間を過ごすことで、少しだけ不安や恐怖、怒りなどのマイナス感情が和らいだ気がします。
感情の起伏が少なくなり、心が少しだけ凪いだ感じがします。
今まで、自分の感情に蓋をすることでしか感情の対処できないって思っていたけれど、全然そんなことないんだなと気づきました。

生活がすごい豊かになったわけではないのに、幸せを自然に感じることが多くなり、ご飯も以前よりおいしく感じるようになった気がします。
実はご飯を食べる時も、無音で食べることを意識していて、しっかり五感を使うことで満腹感も、以前よりちゃんと感じるようになりました。
食事もタッパーや鍋ごと食べるのではなく、きれいな器に移して食事を盛り付け、箸置きやコースターもちゃんと敷いてお盆に並べるだけで、いつもと味付けは何も変わらないのに、自炊料理が美味しく感じるようになりました。

朝の過ごし方でこんなにかわるとは、、
朝の余白で私は少しだけ、余裕を持てるようになった気がします。

自分を大切にするってこういうことなのかな、少しだけわかったきがする。


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