ダンスを全身で教わって、みて、ことばにして。| 競技ダンスの話
先生はひときわからだがやわらかい人らしい。
以前競技ダンスのレッスンを受けたとき、先生とからだのやわらかさについて話しました。
競技ダンスは男女で踊る社交ダンスを競技にしたものです。習い事のピアノのように、大会も発表会もあります。
わたしたちは個人レッスンで先生に踊りをみてもらい、アドバイスをもらっています。基本的には大会にむけてレッスンを受け、練習です。
競技ダンスではやわらかすぎるからだは「ふにゃふにゃ」と弱く見えますし、
かたくてもぎこちない動きになってしまいます。
これは筋肉の「かたい」「やわらかい」だけではありません。
ストレッチが得意でも、からだの動かしかたによってはぎこちなく見えてしまいます。
踊りの中でどう動き、どう見えてくるか。
そういう意味では、からだの使いかたが大切と言ったほうがいいかもしれません。
わたしは動きがかたくなってしまいますが、先生はやわらかい人。
先生自身もそんなことを言っていました。
柳のようにしなやかに、大木のように足元はつよく。
真逆のようにみえることを、ひとつのからだでやらなきゃいけない。
教えてもらってもすぐにはできないことばかりですが、
「これだ!」とわかる瞬間、体感する瞬間がなによりもたのしいです。
・ ・ ・
ついこの間、ドレスで踊る先生をはじめて見ました。
わたしの先生は大会にでておらず、なかなかドレス姿を見れないのです。
めのまえで踊る先生は、やわらかくて力強くて、それでもやっぱりやわらかい人でした。
先生のからだぜんぶがドレスになったみたいに男性の動きにあわせて舞っていく。
燕尾服の男性が、おおきなスカートを着ているみたい。
そこにいるはずの先生は踊りの中に溶けこんでいました。
わたしはこの人に教わっているんだ。
教わったことの先に先生がいるんだ。
熱いものが、ぐっとこみあげました。
そのすがたをどうにか言葉にしたいわたしがいました。
先生のからだぜんぶがドレスのようで、まっくろな燕尾服のまわりをくるくるふわふわとまわっていた。
2人で踊ってるはずなのに、巨大な、おおきなひとりに見えた。
こんな言葉をその日メモに残していました。
・ ・ ・
競技ダンスの話でした。
見出し画像は数年前に撮ってもらったものです。
普通はこんなまっくらの中で踊りませんが、発表会仕様です。少しでもイメージの助けになれば…!
さて、今週末は大会があります。
満足できる踊りができるように、教わっていることができるように、なによりたのしめるように。そんなように踊ってきます。
・ ・ ・
踊ってきました!
満足してないし、うまくいかないことばかりでしたが、その分まなぶことも多かったです。
試合のあと、ちょっとしたできごともあったので合わせて書きました。
まだまだがんばります。
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