月曜日を乗り切れたのは、昨日のおかげかもしれない。
昨日は、何もしない日曜日だった。
部屋は片付かなかったし、
用事も残ったまま。
少しうしろめたい気持ちで、
月曜日の朝を迎えた。
ところが、だ。
今日の私は、思ったより動けた。
朝の億劫さが、いつもより軽かった。
昼過ぎの、あの重たい時間も、
なんとか通り抜けられた。
夕方には、残っていた用事が
ひとつ片付いていた。
どうしてだろう、と考えて、
ひとつの答えに行き当たった。
昨日、何もしなかったからだ。
何もしなかった日曜日は、
何も生まなかったわけではなくて。
月曜日を乗り切る力を、
静かに充電していたのかもしれない。
休むことは、
止まることに似ているけれど、
たぶん、違う。
止まっているように見える時間の中で、
減っていくものと、
たまっていくものがある。
昨日減ったのは、疲れ。
たまっていたのは、
今日を動かす分の、何か。
もし今週、
どこかでまた動けなくなったら。
それは怠けの前触れではなくて、
充電の合図なのだと
思うことにする。
月曜日を乗り切れたのは、
昨日のおかげかもしれない。
そう思うと、
休んだ日曜日にも、
ちゃんと続きがあったのだ。
いのり
