両手におじさん
信号待ちをしていたら、6人くらいのおじさん集団に囲まれた。
右にもおじさん。左にもおじさん。
「両手に花」ならぬ、「両手におじさん」だ。
まったく嬉しくない。
しかもその左右のおじさんが私を挟んで会話をしている。近い近い。後学のためにも「パーソナルスペース」という言葉を辞書で引いてみてほしい。
距離が近すぎて会話が丸聞こえだ。
先週の出張で東京に行ったけど、東京はもう涼しかったとか、東京土産って何を選べばいいのかわからないとかなんとか。
わかるぅ〜!お土産選びって難しいよね〜!
個包装で日持ちするものが良いけど、ありきたりなものになっちゃうし、奇を衒うと迷惑になっちゃうこともあるし〜。
……と、完全におじさん集団の一員として脳内で会話に参加していた。
今、あんたの隣で澄まし顔で信号待ちしている男(ってか私)は、あんたの話をすべて聞いて、脳内で気持ち悪いノリで返事をしているぞ。
どうだ?怖いか?(怖いわ)
