避妊しなかった夜、「本当につながれた」と思った話──男として生きたい僕が、妊娠の可能性と向き合った日─
これは、“女だった頃の僕”が、避妊をせずに彼を受け入れたある日の記憶です。
──そして、それは、なぜかいつもより燃えてしまい、ふたりで同じ感動を味わった夜でした。
夜10時過ぎ、シャワーを浴びて部屋に戻ると、雨上がりの匂いが夜風に乗って流れ込んでいた。
濡れた髪から落ちる雫が肩を伝い、背筋がわずかに震える。
バスタオルを巻いたままベッドに腰を下ろすと、背後からそっと腕がまわる。
首筋に触れる温かい吐息と、耳元で落ちた低い声。
「いい匂いがする」
その瞬間、胸の奥で何かが燃えはじめた──
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