BtoBマーケティング外注9選|AI時代にココナラで頼む仕事
記事、営業資料、LP、バナー。BtoBマーケティングで必要な制作物を、一人ですべて作ろうとして手が止まっていませんか。
小さな会社や個人事業では、マーケティング担当者が何人もいるとは限りません。副業で企業案件を受けている人も、制作から納品まで抱え込みやすいと思います。
生成AIを使えば、文章の下書きやアイデア出しは速くなります。私も、企画、構成、本文作成、校閲など、ライティングのさまざまな工程でAIを使っています。
それでも、デザイン、Web実装、専門分野の監修まで、AIだけで納品品質に仕上げるのは現実的ではありません。
先に結論を言うと、「AIで準備する」「自分で判断する」「専門家へ仕上げを依頼する」の3つに分けると、時間と品質のバランスを取りやすくなります。
丸ごと外注する必要はありません。構成だけ、デザインだけ、実装だけなど、今止まっている工程を小さく依頼する方法もあります。
この記事では、BtoBマーケティングでココナラに依頼できる仕事を9つに整理しました。後半には、出品者を選ぶ7つの確認事項と、そのまま使える見積もり相談文も載せています。
「何をAIへ任せ、どこから人へ頼むのか」を決めるための判断材料として使ってください。
そもそもBtoBマーケティングとは?
BtoBとは、企業が企業へ商品やサービスを提供する取引です。
個人向けの商品と比べて、契約までに複数の担当者が関わることも珍しくありません。サービスを知ってもらい、興味を持ってもらい、比較検討を経て、商談や契約へ進みます。
その途中で必要になるのが、次のような制作物です。
検索から見つけてもらうための記事
見込み客へ渡すホワイトペーパー
商談で使用する営業資料
サービス内容を伝えるWebサイト
問い合わせへつなげるLP
広告やSNSで使用するバナー
商品やサービスを説明する動画
BtoBマーケティングは一つの仕事ではありません。文章、デザイン、営業、調査、Web制作、システム開発が組み合わさっています。全部を一人でこなそうとすると、どこかで手が止まります。
AIと外注は競合しない
AIが普及したことで、外注が不要になったわけではありません。むしろ、AIで準備を整えてから専門家へ依頼すると、目的や要望を伝えやすくなります。

AIへ任せやすいこと
アイデアの洗い出し
構成のたたき台
情報の整理
誤字脱字の確認
依頼内容の言語化
チェックリストの作成
自分で決めること
誰へ届けたいのか
何を達成したいのか
自社の強みは何か
予算と納期
掲載できる情報と機密情報
最終的な採用判断
専門家へ依頼したいこと
公開・納品できる品質への仕上げ
専門性が必要な執筆や監修
デザイン
Webサイトへの実装
システム開発
第三者視点での改善提案
AIか人間かの二択ではありません。AIで準備し、自分で判断し、必要な部分を専門家へ依頼する。この分担が現実的です。
1.BtoBマーケティング戦略の整理
最初に必要なのは、何を作るかではなく、誰へ何を伝えるかを決めることです。ターゲットや商品の強みが曖昧なまま記事やLPを量産しても、問い合わせにはつながりません。
マーケティングや営業の経験者には、想定顧客、顧客の課題、自社が提供できる解決策、競合との違い、問い合わせまでの導線などを相談できます。
「売上を増やしたい」とだけ伝えるのではなく、アクセスが少ないのか、資料請求が少ないのか、商談から契約へ進まないのかも共有しましょう。
2.SEO記事・企業コラムの制作
検索から見込み客に来てもらうために使われるのが、SEO記事や企業コラムです。BtoB記事では、文章が読みやすいだけでなく、商品や業界を正しく理解していることが求められます。
対応業界、キーワード調査、構成作成、一次情報の確認、WordPress入稿、AIの使用方針、修正回数、文字数と納期を確認しましょう。
記事を丸ごと依頼するだけでなく、「構成だけ」「校閲だけ」「リライトだけ」と工程を分ける方法もあります。
3.ホワイトペーパーの制作
ホワイトペーパーは、見込み客へ役立つ情報を提供し、資料請求や問い合わせにつなげるコンテンツです。
業界課題の解説、導入前チェックリスト、成功事例、比較資料、調査結果などがテーマになります。文章だけでなく、図解やレイアウトも必要です。
「商談を申し込んでほしい」「無料相談へ進んでほしい」「サービスを理解してほしい」など、読後に取ってほしい行動まで伝えましょう。
4.営業資料・提案書の作成
良いサービスでも、営業資料で価値を伝えられなければ比較検討から外れてしまいます。見た目だけでなく、顧客の課題、解決方法、特徴、導入メリット、他社との違い、料金、導入の流れを順序立てる必要があります。
すでに資料がある場合は、「文章は変えずデザインだけ整える」「構成から見直す」「商談用に短くする」といった依頼も可能です。
元データの受け取りや、PowerPoint・Googleスライドなど希望形式への対応も購入前に確認します。
5.LP・サービスサイトの制作
LPは、特定の商品やサービスを紹介し、問い合わせや申し込みにつなげるページです。AIで文章やワイヤーフレームを作れても、公開できるページへ仕上げるには、デザインや実装が必要になります。
ページの目的、想定読者、問い合わせフォーム、スマートフォン対応、使用システム、公開後の修正方法、サーバー・ドメイン、元データ、保守対応の範囲を整理しましょう。
最初から大規模なサイトを依頼せず、1ページのLPや既存サイトの修正から始める選択肢もあります。
6.バナー・図解・広告デザイン
記事やSNS投稿の内容が良くても、最初に見える画像で興味を持ってもらえなければ読まれません。
Web広告用バナー、記事のアイキャッチ、SNS投稿画像、サービス説明図、営業資料内の図解などは、比較的小さな単位から依頼できます。
生成AIで画像を作る場合も、文字の正確さ、商用利用、ブランドとの統一感は人による確認が必要です。サイズ、使用媒体、入れたい文章、ブランドカラー、参考デザインを渡しましょう。
7.商品・サービス紹介動画の制作
文章や静止画だけでは説明しにくいサービスには、動画が役立ちます。サービス紹介、展示会、Web広告、導入事例、操作説明、セミナー編集など、用途はさまざまです。
動画制作は、撮影、台本、ナレーション、編集、字幕など作業範囲が広いため、料金だけでなく「どこまで含まれているか」を確認します。
AIアバターやAI音声を使う場合は、商用利用条件や使用サービスの規約も確認してください。
8.市場調査・営業リスト作成
「どの企業へ営業すればよいか分からない」「競合が何をしているのか整理できていない」という段階では、制作を始める前に調査が必要です。
競合調査、業界情報の収集、営業先候補のリスト作成、アンケート、インタビュー、データ集計などを依頼できます。
営業リストは件数だけで選ばず、情報源、更新時期、納品項目、重複確認の方法を確認します。個人情報や連絡先を扱う場合は、法令や利用規約を守れる方法かも事前に確認してください。
9.AI導入・業務自動化
生成AIは、使うこと自体よりも、日々の業務へ組み込むところで差が出ます。
社内用プロンプト、AIチャットボット、問い合わせ対応、議事録作成、定型文書の作成、データ集計、GASやAPIの連携、AIエージェントなどを相談できます。
「便利そうだから」ではなく、「現在何時間かかっている作業を、どこまで減らしたいか」を先に決めましょう。機密情報を扱う場合は、使用するAI、データ保存、学習利用、アクセス権限も確認が必要です。
ココナラで依頼するときの流れ

ココナラでは、サービス内容、制作例、評価、納期などを見ながら出品者を比較できます。公式ガイドでは、次の流れが案内されています。
サービスを探す
購入前に問い合わせる
決済する
非公開のトークルームで依頼内容を伝える
正式な納品を確認する
評価を入力する
代金はサービスが完了するまでココナラ側で預かる仕組みです。ただし、利用すれば必ず期待どおりの成果になるわけではありません。購入者側も依頼内容を整理し、条件を確認する必要があります。
出品者を選ぶときの7つの確認事項
1.制作例が目的と合っているか
評価が高くても、得意分野が違えば希望する成果物にならない場合があります。自社と近い業界や、目的の近い制作例を確認します。
2.基本料金に含まれる作業
構成、文章、デザイン、画像、入稿など、どこまで含まれているかを確認します。表示価格だけで判断すると、必要な作業が有料オプションになっていることがあります。
3.修正回数と追加料金
ココナラの正式納品に対する購入者側の「差し戻し」は原則1回と案内されています。サービス独自の無料修正回数や、追加修正の料金を購入前に確認しましょう。
4.納期と連絡頻度
急ぎの場合は購入前に対応可能か問い合わせます。「お届け日数」だけでなく、初稿をいつ確認できるかも重要です。
5.AIの使用方針
AIを使用すること自体が問題なのではありません。どの工程で使用し、どのように事実確認や品質確認を行うのかを聞きます。
6.著作権と商用利用
完成品を広告、Webサイト、営業資料などで利用できるかを確認します。元データ、使用素材、フォント、画像などの利用条件も重要です。
7.機密情報の扱い
未公開の商品情報や顧客情報を渡す場合は、必要以上の情報を共有しないようにします。NDA対応の有無や、データの削除方法も確認しましょう。
そのまま使える見積もり相談文
以下を埋めれば、最初の相談に使えます。
【依頼したい内容】
例:BtoBサービスの営業資料を作成してほしい
【依頼の目的】
例:オンライン商談で使用し、無料相談への申し込みにつなげたい
【対象となる読者・顧客】
例:従業員50人以下の企業経営者
【商品・サービスの概要】
例:中小企業向けの業務効率化サービス
【お願いしたい作業範囲】
例:構成、文章の整理、スライドデザイン
【こちらから渡せる資料】
例:会社案内、既存資料、料金表、ロゴデータ
【希望する納品形式】
例:PowerPointとPDF
【希望納期】
例:○月○日まで
【予算】
例:○万円以内で相談希望
【修正について】
例:初稿確認後、2回程度を希望
【AIの利用について】
例:使用する場合は工程と確認方法を教えてください
【機密情報について】
例:未公開情報を含むため、取り扱い方法を相談したい
【参考イメージ】
例:参考にしたい資料やWebサイトのURL
すべて埋められなくても構いません。分からない項目があることも含めて相談すれば、対応できる出品者を探しやすくなります。
副業で受注した仕事を外注するときの注意
副業で受けた案件の一部を、別の人へ依頼したい場合もあると思います。ただし、クライアントの許可なく再委託するのは避けてください。
再委託が認められているか
AI利用が認められているか
機密情報を第三者へ渡せるか
著作権は誰に帰属するか
納品物をさらに編集してよいか
これらを契約書や業務委託条件で確認します。自分が責任を持って管理できる範囲で利用しましょう。
最初は小さな仕事から依頼する
初めての相手へ、いきなり大きなプロジェクトを任せる必要はありません。
記事構成を1本だけ依頼する
既存の営業資料を数ページ改善してもらう
バナーを1枚作ってもらう
LPの文章だけ添削してもらう
業務自動化について相談する
実際のやり取りや納品品質を確認してから、継続依頼を検討できます。
BtoBマーケティングでは、文章、資料、デザイン、Web、AIを組み合わせる場面が増えています。
「AIへ任せる・自分で判断する」
「専門家へ依頼する」
この3つを使い分けることが大切です。まずは今止まっている仕事を一つだけ選び、対応できるサービスを比較してみてください。
※サービス内容、料金、納期、修正回数、権利関係などは出品者ごとに異なります。購入前に各サービスページと最新の利用条件をご確認ください。
この記事が、抱え込んでいた仕事を整理するきっかけになったら、スキで教えてもらえるとうれしいです。
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参考資料
※公式ページの内容は2026年9月15日に確認しました。
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