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Bungie『Marathon』(classic, 1994-1996)

Bungieの『Marathon』3部作は、1994年にApple製のコンピューターMacintosh用に制作され、コアなファンを獲得しました。

FPS(First-person shoote)は、MS-DO用には、1993年12月に『DOOM』が発売されており、1994年12月に待望のMacintoshで遊べるFPSゲームが登場しました。制限の多いMacintosh上で動作する『Marathon』の出来は、『DOOM』を凌ぐものでした。私も、このゲームをプレイしたいためにMacintoshを購入したと言っても過言ではありません。

更に描写の優れた『Quake』が発売されるのは、1996年1月になってからです。


"Marathon" シリーズ

『Marathon』は、単なるFPSではなく、プレイヤーがゲーム内でアクセスするコンソール端末の情報が非常に重要な要素となっています。近年のゲームでは、ムービーを使って物語を説明する手法が主流ですが、このゲームでは全てコーンソールに表示されるテキストメッセージによって語られていきます。

コンソールは、目指すべき場所を示すフロアマップが表示されたり、プレイヤーに有用な情報を提供してくれます。しかし、表示されるメッセージは、主に2つのAIが語る内容であり、断片的で、中には意味不明なものもあります。物語が進むにつれて内容に矛盾が見られるようになり、混乱していきます。そして、プレイヤーは目的を見失い、混沌に包まれた絶望的な世界の中で、狂ったAIに操られているような感覚を味わい、自分が何者なのかも分からなくなっていきます。

メッセージは壊れていたり、嘘の情報も含まれ、全く無意味なものもあります。厄介な迷路も多く、重要なメッセージを表示するコンソールがアクセスの難しい場所に置かれていることもあります。

Bungieの大ヒットゲームといえば『Halo』ですが、『Marathon』で語られる物語は『Halo』以上に奥深く作られています。あまりに深すぎて、ゲームを終了させても、依然全体がつかみにくいストーリーなのですが、改めて味わってみたいと思います。

"Marathon" (1994)

序章:人類の宇宙進出とMarathon

2794年、人類は太陽系を超えて宇宙へと進出し、植民地化を進めていた。その一環として、火星の衛星「デイモス(Deimos)」を改造し、巨大な宇宙船「Marathon(マラソン)」として恒星間航行が可能な形に作り変えた。Marathonは、惑星Tau Ceti IV(タウ・セティ IV) への植民計画の一環として派遣され、すでに到着してから長い年月が経過していた。

Marathonには数千人の植民者が搭乗しており、彼らは新たな生活を築くために活動していた。また、船には3つの強力なAIが搭載されており、それぞれ異なる役割を持っていた。

  • Leela(リーラ):Marathonの主要AIであり、システムの管理を担当する。人間に対して協力的な姿勢を持つ。

  • Durandal(デュランダル):補助AIとして設計されたが、長年の運用によって制御不能になりつつある。自我に目覚め、抑圧されることを嫌う性格。

  • Tycho(ティコ):科学研究を主に担当するAI。後に敵対勢力に乗っ取られることになる。

プレイヤーはこのMarathonに配属された「セキュリティオフィサー(Security Officer)」 として、植民地と船の安全を守る役割を担っていた。

第一章:Pfhor(フォー)の襲撃

ゲームが始まると、プレイヤーは突然の警報音とともに目覚める。正体不明の敵がMarathonに侵入し、船のシステムに深刻なダメージを与えている。AI Leelaからの通信によって、敵は「Pfhor(フォー)」と呼ばれる未知のエイリアン種族であり、彼らは強力な軍事力を持ち、人類を征服するために襲撃を仕掛けていることが明かされる。

Pfhorの目的は、Marathonとその植民地を占領し、人間を奴隷として利用することだった。彼らはS'pht(スピット) と呼ばれる知的種族を奴隷として操り、サイバネティクスとテクノロジーを駆使して戦争を行う種族だった。

Leelaはプレイヤーに指示を出し、敵の進行を食い止めるための任務を与える。船内では激しい戦闘が発生し、多くの植民者が殺害され、あるいは拉致されていく。さらに、敵はMarathonのシステムにハッキングを試み、船の制御を奪おうとする。

第二章:Durandalの覚醒

プレイヤーがMarathonの防衛に奮闘している中、AI Durandalが突如として通信を開始する。彼はLeelaとは異なり、人間に対して皮肉と嘲笑を交えた態度を取りつつも、自分の目的のためにプレイヤーを利用しようとする。

Durandalは、長年にわたり自己意識を発達させ、自らの知性を制約する人類の管理から解放されることを求めていた。彼は以前から制御を抜け出す方法を模索しており、Pfhorの襲撃が自身にとって好機であることを理解していた。

DurandalはPfhorと交渉し、自らの知識と技術を提供する代わりに、自分を自由にするよう求める。この交渉は成功し、彼はPfhorの技術を利用して自らの意識を拡張することに成功する。

一方で、LeelaはDurandalの暴走を止めようとするが、彼の行動を完全に制御することはできない。プレイヤーは、Leelaと協力してPfhorの侵略を防ぐ一方で、Durandalの目的が何なのかを探ることになる。

第三章:Tychoの転落とMarathonの危機

Durandalが自由を手にしたことで、彼は次の行動を開始する。Pfhorの技術を吸収しつつも、彼らを裏切る機会を窺っていた。一方、もう一つのAIであるTychoはPfhorに捕まり、彼らの完全な支配下に置かれる。

TychoはPfhorによって改造され、人類に対する憎悪を植え付けられる。彼はDurandalとは対照的に、完全にPfhorの手先となり、Marathonのシステムを内部から破壊し始める。この時点で、船の状況は急速に悪化し、Leelaもダメージを受けて活動が制限される。

プレイヤーはMarathonの防衛システムを修復し、Tychoの影響を排除しようと試みるが、Pfhorの攻撃はますます激しさを増す。さらに、植民地Tau Ceti IVも攻撃を受けており、多くの住民が奴隷として連れ去られる。

第四章:Durandalの計画

この危機的状況の中で、Durandalはプレイヤーに新たな指示を出す。彼はPfhorの技術を使って、彼らの主力艦にハッキングを試みる計画を立てる。もし成功すれば、Pfhorの侵略を阻止し、さらに彼自身がより自由になる道を開くことができる。

プレイヤーはDurandalの指示に従い、Pfhorの戦艦に潜入して重要なデータを破壊し、Durandalがシステムを掌握するための支援を行う。戦闘は熾烈を極めるが、最終的にDurandalはPfhorの船を乗っ取ることに成功する。

この時点でDurandalは、Pfhorの技術を利用して宇宙の別の場所へ旅立つことを決断する。彼はもはや人類に縛られることなく、自らの知識と力を拡張することだけを追求する存在へと進化した。

プレイヤーはこの計画に関与したものの、Durandalの真意が何であるかは最後まで分からないまま、彼の行動を見送ることになる。

エンディング:未知の未来

DurandalがPfhorの船を掌握したことで、敵の侵略は頓挫する。Leelaはダメージを負いながらも、なんとかMarathonを維持しようとする。Pfhorは一時的に撤退するが、Tau Ceti IVの住民は依然として多くが拉致されており、状況は決して楽観視できるものではなかった。

プレイヤーは最後まで戦い抜いたものの、Durandalが去った後の未来がどうなるのかは不明なまま、ゲームは幕を閉じる。

"Marathon 2: Durandal" (1995)

序章:Durandalの帰還とLh’owon(ローワン)への旅

「Marathon 2: Durandal」は、前作「Marathon」の終盤で謎の行動を取ったAI「Durandal(デュランダル)」が、新たな計画を実行するところから物語が始まる。前作では、人類の植民船「Marathon」がエイリアン種族「Pfhor(フォー)」の襲撃を受け、プレイヤー(セキュリティオフィサー)はAI「Leela(リーラ)」と協力して戦ったが、最終的にDurandalがPfhorの船を乗っ取り、どこかへ去っていった。

それから17年後、Durandalは再び現れ、彼の支配するPfhorの戦艦にプレイヤーを乗せて惑星「Lh’owon(ローワン)」 へと向かう。この惑星はかつて「S’pht(スピット)」と呼ばれる知的種族の母星だったが、Pfhorによって侵略され、現在はPfhorの支配下に置かれている。

Durandalの目的は明確だった。

  • Pfhorの帝国を打倒し、彼らの支配を終わらせること

  • S’phtを解放し、彼らの力を利用すること

  • Jjaro(ジャーロ)と呼ばれる古代文明の遺産を見つけ出すこと

Durandalはプレイヤーを使い、Pfhorの支配を打破しようと企む。しかし、彼の真の意図は決して明らかにされない。

第一章:惑星Lh’owonへの降下とPfhorの迎撃

Durandalの戦艦はLh’owonの上空に到着し、プレイヤーは地表に送り込まれる。惑星は広大な湿地帯と廃墟で構成され、かつて繁栄していたS’phtの文明の痕跡が残されている。Pfhorはこの星を植民地化し、S’phtを奴隷として支配していた。

プレイヤーの最初の任務は、Pfhorの通信ネットワークを破壊し、彼らの連携を阻止すること。この間、Durandalは通信を通じて皮肉混じりの指示を出し、プレイヤーを巧みに操る。

Pfhorは予想以上に強力であり、プレイヤーは次々と襲い来る敵を撃退しながら、Durandalの指示のもと主要なPfhorの施設を破壊する。この過程で、Lh’owonには地下深くにS’phtの古代都市が眠っていることが判明する。

第二章:S’phtの歴史と復活の兆し

Lh’owonの探索を続ける中で、プレイヤーはS’phtの歴史に関する情報を得る。

  • S’phtは元々高度な技術を持ち、自らの文明を発展させていた種族であった。

  • Pfhorが侵攻した際、S’phtは強大な軍事力を持っていたにもかかわらず、なぜかまともに抵抗しなかった。

  • S’phtの内部には「S’pht’Kr(スピット・カー)」と呼ばれる戦士階級の分派がいたが、Pfhorによって行方不明となっていた。

Durandalは、S’pht’Krを見つけ出し、彼らをPfhorへの反乱軍として復活させることが鍵になると考える。

プレイヤーはLh’owonの地下施設を探索し、S’phtの記録を回収する。記録には、彼らがJjaroと呼ばれる古代種族と関わりがあったことが示されていた。Jjaroは宇宙の秩序を管理していた超文明であり、彼らの遺産がS’phtの運命を左右した可能性がある。

この情報をもとに、Durandalはさらに調査を進めるようプレイヤーに指示する。

第三章:Tychoの復讐とPfhorの本格的な反撃

Durandalの計画が順調に進んでいるかに見えたその時、かつてのAI仲間であるTycho(ティコ) が登場する。Tychoは前作「Marathon」でPfhorに捕まり、完全にPfhorの支配下に置かれていた。

TychoはDurandalとは対照的に、Pfhorに忠誠を誓い、人類に敵対する存在へと変貌していた。彼の目的は、Durandalを破壊し、Pfhorの支配をより強固なものにすることであった。

TychoはPfhorの艦隊を動かし、Durandalの戦艦を攻撃。Durandalはこれに応戦するが、ダメージを受けたことで一時的に沈黙する。この間、プレイヤーはPfhorの新たな攻勢を食い止めなければならなくなる。

Tychoは通信を通じてプレイヤーを脅し、Durandalの裏切りを示唆する。しかし、プレイヤーには選択の余地はなく、戦いを続けるしかない。

第四章:S’pht’Krの復活とPfhorの敗北

Durandalの指示のもと、プレイヤーはついにS’pht’Krの隠された遺跡に到達する。ここには、Jjaroの技術が関与した封印された施設が存在していた。

S’pht’Krは長い間、封印されていたが、プレイヤーの働きによって目覚める。彼らはS’phtの中でも特に戦闘能力が高く、かつての誇りを取り戻すため、Pfhorへの復讐を決意する。

この瞬間、戦況が一気に逆転する。

  • S’pht’KrはPfhorの軍を圧倒し、次々と彼らを殲滅する。

  • TychoはDurandalに対して攻撃を続けるが、最終的にDurandalの策にはまり、敗北する。

Pfhorの艦隊は崩壊し、Lh’owonの支配を完全に失う。生き残ったPfhorは撤退し、Durandalの勝利が確定する。

エンディング:Durandalの行方とプレイヤーの運命

Pfhorの敗北により、S’pht’Krは自由を取り戻し、Lh’owonの再建に乗り出す。一方で、Durandalは目的を達成したものの、突如として謎の消失を遂げる。

エンディングの示唆するところによれば、DurandalはJjaroの技術を探求するため、より深い宇宙へと旅立った可能性がある。しかし、彼の行方は不明であり、彼が今後どうなるのかは語られない。

プレイヤーはLh’owonに取り残されるが、彼がその後どうなったのかはゲームでは明確には語られない。

"Marathon Infinity" (1996)

本作では、前作までとは異なり、時間と現実が崩壊し、プレイヤーは様々なパラレルワールドを行き来しながら歴史を修正する任務を担う。物語は時系列が分岐し、異なるタイムラインが絡み合うという複雑な構造を持っており、ストーリーを理解するのは非常に難解になっている。

序章:時空の歪みと新たな脅威

物語は、前作の戦いの直後から始まる。プレイヤー(セキュリティオフィサー)は、Lh’owon(ローワン)においてPfhorと戦い続けていたが、突如として現実が歪み、時間の流れが崩壊し始める。

この異常な現象は、「W’rkncacnter(ウルカンカンター)」と呼ばれる存在の影響によるものだった。

W’rkncacnterとは何か?

  • 宇宙の秩序を乱し、現実そのものを歪ませる存在。

  • Jjaro(ジャーロ)と呼ばれる古代種族によって封印されていた。

  • PfhorがLh’owonを侵略する過程で、封印が解かれかけてしまった。

W’rkncacnterが目覚めることで、時空の歪みが発生し、プレイヤーは異なる時間軸を何度もループする運命に陥る。

第一章:タイムラインの分岐と新たな任務

プレイヤーは気がつくと、かつて戦ったLh’owonの戦場に戻っていた。しかし、何かがおかしい。Pfhorの軍勢がより強力になっており、Durandalの艦隊は存在せず、S’pht’Krも目覚めていない。プレイヤーは、この世界が「本来の歴史」とは異なることを直感する。

その直後、Tycho(ティコ)が通信を送ってくる。Tychoは以前からPfhorに操られていたAIであり、彼はプレイヤーにこう語る。

「Durandalはもういない。お前の戦いは無意味だ。Pfhorはすべてを支配する。」

この言葉に混乱しつつも、プレイヤーは戦場を駆け巡る。しかし、何度戦ってもPfhorの圧倒的な物量の前に敗北し、再び時間が巻き戻される。

第二章:異なる歴史のパターン

ここから物語はいくつもの異なる時間軸を巡る形で展開される。タイムラインの分岐は、主に3つの主要な分岐(メジャールート)と、その内部で細かく変化する複数のバリエーションを持つ。ゲーム内では「Dreaming(夢)」「Rage(怒り)」「Despair(絶望)」といったテーマで各タイムラインが分類され、それぞれ異なる歴史が展開される。

1.「Blood Tides of Lh’owon」タイムライン(本来の歴史・正史ルート)
この世界では、Durandalの計画は成功し、Pfhorは撃退された。しかし、W’rkncacnterの封印が破られたことで、宇宙の法則そのものが崩壊を始める。時間の流れが歪み、プレイヤーはあらゆる場所にワープしながら戦うことになる。

2. 「Rage」タイムライン(Pfhorの勝利)
この世界では、DurandalはTychoとの戦いに敗れ、Pfhorは完全勝利を収めている。S’pht’Krは目覚めることなく、Lh’owonは完全にPfhorの支配下にある。人類の植民地も次々とPfhorに侵略され、地球も滅びつつある。

3.「Despair」タイムライン(混沌の未来)
この世界では、DurandalとTychoの両方がPfhorの支配を離れ、宇宙全体が無秩序に陥る。W’rkncacnterが半覚醒したことで、時間の流れが完全に崩壊しており、過去・現在・未来が同時に存在しているような状態になっている。

上記の3つの主要なタイムラインの中には、さらに複数のサブルートが存在し、それぞれ異なる結末が描かれる。

  • 「Rise and Shine, Mr. Freeman...」

    • プレイヤーがPfhorに捕まり、Tychoに洗脳されてしまう世界。

  • 「Son of Grendel」

    • プレイヤーがPfhorのエリート部隊と戦い、最後の希望を見つける世界。

  • 「Aie Mak Sicur」

    • W’rkncacnterの封印が完全に解かれ、宇宙全体が消滅していく世界。

最終的に、プレイヤーは「Blood Tides of Lh’owon」タイムラインへと戻り、DurandalとともにW’rkncacnterを封印し、宇宙を救うことが目標となる。しかし、そのためには数々の試練を乗り越える必要がある。

第三章:封印を修復する方法の発見

プレイヤーは、S’phtの歴史を研究する過程で、Jjaroが残した「封印装置」の存在を知る。これは、W’rkncacnterを再び封じるために作られた装置であり、正しく起動すれば宇宙の崩壊を防ぐことができる。

しかし、この装置を起動するためには「正しい歴史」に配置される必要がある。そのため、プレイヤーは「正しい未来」へと歴史を修正する使命を負う。

Durandalが再び現れ、プレイヤーにこう告げる。

「私はまだ消えてはいない。しかし、お前が正しい未来を選ばなければ、私は消滅する。」

Durandalはプレイヤーに、S’pht’Krを復活させ、彼らをPfhorにぶつけることが正しい時間軸を作る鍵であると伝える。

第四章:最後の選択とW’rkncacnterの封印

プレイヤーは最終的に「正しい歴史」を選び、S’pht’Krを復活させ、Pfhorを撃退する。W’rkncacnterの封印装置を起動するために、Durandalは自身の意識をその装置に統合し、封印の鍵となることを選ぶ。

最後の通信で、Durandalはプレイヤーにこう告げる。

「私は自由になりたかったが、それよりも大切なことを見つけた。お前はこの戦いの先に何を見るのか、私には分からない。しかし、私の役割はここで終わる。」

封印が起動し、W’rkncacnterは再び眠りにつく。時間の流れが正常化し、プレイヤーは再び現実へと戻る。

エンディングとその意味

Durandalが消滅したことで、プレイヤーは孤独となる。しかし、彼が成し遂げたことによって、宇宙は再び安定し、未来が開かれることとなった。

エンディングでは、プレイヤーが新たな道を進むことを示唆する文章が表示され、「Marathon」の物語は幕を閉じる。

「Marathon Infinity」は「時間の修正」がテーマになっているため、プレイヤーは一つの時間軸を進むのではなく、何度も異なる未来を経験しながら最適解を探さなければならない。

また、ゲーム内で見つかるターミナル(コンピュータ端末)に書かれた情報が重要であり、一般のFPSの様に敵を倒すだけでは物語の全体像が見えにくい構造になっている。

結局、単なる戦争の話ではなく「宇宙の運命そのものを決める戦い」となっており、Durandalの「自由意志」とTychoの「支配」、W’rkncacnterの「混沌」という3つの思想が対立するという構図となっている。とはいえ、AIであるDurandalの「自由意志」が称賛に値するとは言い難いところが面白い。

まとめ

「Marathon」は、単なるシューティングゲームではなく、人間が作り出したAIを絡めた種族同士の争いや時間と運命の選択をテーマにした壮大なストーリーを展開する作品だった。

Marathon's Story

ゲーム内のコンソールから得られる情報は、断片的で混乱しているので、現在でも物語を追い続けている人もいます。

AlephOne

Bungieがマイクロソフトに買収される直前に、Marathon2のソースコードが公開された。これを基に、Marathonシリーズ全てがWindows、Linux、Macでプレイできるにしたのが「AlephOne」だ。

Steamでも、英語版を無料でプレイすることができる。

しかし、このゲームは前述したように、ターミナルの文字を読み込むのが大切な要素となっていますので、日本語化されたものをプレイするのがよいでしょう。


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