7月9日は、無くて泣く泣く「泣くの日」。😢
■感動!! 君も泣け
“泣き”のプロフェッショナル、それが「泣き女」。

ケルトの伝承に登場する妖精。貴族や名家の中から死期の近い者や死者が
出ると親族の前に現れ、慟哭することでその臨終を知らせるという。
ちなみに本来の「泣き女(泣き屋)」は、お葬式に呼ばれて「場の雰囲気を演出する」ために泣く“芝居”を行なう実在の職業である。
だけど、涙が出ちゃう。玉ねぎだもん♥️🧅
ちなみにヘッダー画像の元ネタは、1993年のスーパー戦隊シリーズ第17作、『五星戦隊ダイレンジャー』第44話のサブタイトルより。
■チー! ポン! カン!
麻雀は牌の山から取捨選択(摸打)を繰り返して複数の「面子」=図柄の組み合わせを揃え、牌の山が尽きる前に他のプレイヤーより早く規定の「役」を完成させる(和了=上がり)ことでスコアを稼いでいく中国発祥のテーブルゲームである。
通常は自分の手牌のみで役を揃え、最後に自分の取り牌(自摸)か他人の捨て牌(栄)を使って完成=“上がり”を宣言するのだが、麻雀の戦術の中には面子の開示および宣言と引き換えに他人の捨て牌を奪い、面子を一組揃える「副露」というテクニックもある。
ちなみに日本では副露そのもの、またはその行為を、口語で「鳴き」(動詞形では「鳴く」)と表現することが多い。
具体的には、3つの么九牌(一から九までの数字および図柄の牌。それぞれ漢数字の「萬子」、点で表す「筒子」、小さな竹で表す「索子」で構成される)が順番に並ぶ「吃」、同じ図柄の么九牌または字牌を3つ揃える「碰」、さらに同じ図柄を4つ揃える「槓」が存在し、発動条件を満たした場合に宣言を行なうことで捨て牌を取ることができる。その牌を入れた面子を開示したのち、手牌から任意の牌を1つ捨てれば成立だ。
余談だが、チー・ポン・カンの構成はそれぞれが役の構成物である「順子」「刻子」「槓子」に対応している。
ただし、副露を行なった場合は立直(あと1つで役が揃う場合に宣言することで、和了後の得点がアップする)をかけられなくなり、特定の役を作れない、役のランクが下がる、さらには敵に手の内を読まれやすいといったデメリットを抱える羽目になる。またその性質上、たとえ和了っても高得点は期待できない。
これらの弱点を天秤にかけてでも“鳴き”にこだわる雀士が決して少なくないのは、一回でもこれを行なうと他プレイヤーの特定の役が不成立となる、つまり出鼻をくじくことできるからだ。逆に“鳴かれた”側のプレイヤーは、それだけでいくつかの選択肢を奪われ、千載一遇の好機を幸運もろとも敵に摘み取られてしまうのである。
まさに「肉を切らせて骨を断つ」戦法に他ならず、およそ王道の勝ち方には程遠いが、困ったことに世の中には“鳴き”一本だけでヤクザを次々と返り討ち&地獄送りにしていく“伝説の雀士”を描いたクソかっこいい麻雀漫画が存在し、その主人公を含めた登場人物たちの生き様に心酔するファンが後を絶たない。

稀代の劇画家・能條純一の代表作の一つにして、『近代麻雀』(竹書房刊)誌の看板作品。
“鳴き麻雀”を信条とし、天性の強運によって「鳴けば必ず和了る」という正体不明の雀士「竜」と、彼の類稀なる天運を求めて――あるいは倒すために――集う極道たちとの息詰まる“闘牌”をドライに描く。
ちなみに本作の語録の中でも彼の代名詞であり、運を使い果たした対戦相手に竜が冷たく言い放つ台詞「背中が煤けてるぜ」は、実は全70話中たったの10回しか出てこない。
ってことで、それではまた。ぴえん🥺
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