元プロ野球選手が、野球少年のママにやってほしいこと。
元プロ野球選手が、野球少年のママにやってほしいこと。
野球少年のお子さんを持つママさんへ。
「野球のことが詳しくないから、子どもに何を言ってあげたらいいのか分からない」
そんな方は、きっと少なくないと思います。
野球経験がない。
ルールも全部は分からない。
技術的なことを言われても、正直よく分からない。
だから、
「頑張って!」
くらいしか言えない。
でも、元プロ野球選手の僕からすると、ママだからこそ見てほしいものがあります。
それは、
「成長の過程」です。
一番近くで成長を見ているのは、ママです
指導者が毎日子どもを見ているわけではありません。
試合のときだけ見る人もいる。
練習の一部分だけを見る人もいる。
でも、毎日の生活の中で子どもの変化を一番見ているのは、家族です。
その中でも、ママが一番近くで見ているという家庭は多いと思います。
だからこそ、
「最近、投げ方が変わったな」
「前よりバットが振れるようになったな」
「走る姿がちょっと変わったな」
という小さな変化に気づいてあげてほしい。
それだけでも、子どもにとっては大きなことです。
「結果」よりも見てほしいもの
野球をしていると、どうしても結果に目がいきます。
ヒットを打った。
三振した。
エラーした。
試合に勝った。
負けた。
もちろん結果も大切です。
でも、子どもの成長は結果だけでは分かりません。
例えば、
以前はバットが遠回りしていたのに、少しコンパクトに振れるようになった。
守備で一歩目が速くなった。
以前は取れなかったボールを取れるようになった。
そういう変化があります。
僕が野球少年のママさんに一番見てほしいのは、こういう部分です。
「かっこいいフォーム」を見てほしい
ここは少し意外かもしれません。
野球において、フォームはものすごく大切です。
もちろん、フォームが綺麗だから必ず上手くなるわけではありません。
でも、良いフォームを身につけていくことは、長く野球を続けていく上でも大切な要素になります。
そして、フォームは毎日少しずつ変わっていきます。
だから、
「今日、なんか投げ方かっこよくなったね」
「前よりバットを振る姿が綺麗になったね」
そんな声をかけてあげてほしい。
技術的なことを細かく説明する必要はありません。
「何が正解なのか分からない」
それでも大丈夫です。
子どものフォームを見て、「前と違う」と気づいてあげる。
それだけで十分です。
「上手くなったね」だけじゃなくていい
子どもに声をかけるとき、
「上手くなったね」
「もっと頑張ってね」
だけになってしまうこともあると思います。
でも、
「前より投げる姿がかっこよくなったね」
「前はできなかったのに、できるようになったね」
「今日、すごく楽しそうに野球してたね」
こんな言葉でもいい。
むしろ、こういう言葉の方が子どもは嬉しいかもしれません。
野球を知らないからこそ、見えるものもある
野球経験がないことを、マイナスに考えなくていいと思います。
技術的なことは、指導者に任せればいい。
親が全て教える必要はありません。
親にしかできないことがあります。
それは、
「一番近くで成長を見続けること」
です。
昨日できなかったことが、今日できるようになった。
先月より少しフォームが変わった。
去年より身体が大きくなった。
野球に向き合う姿勢が変わった。
そういう小さな変化を見つけて、
「ちゃんと成長してるよ」
と伝えてあげてほしい。
プロ野球選手になれるかどうか。
レギュラーになれるかどうか。
何本ヒットを打てるか。
もちろん、それも大切です。
でも、子どもの野球人生で一番大切なのは、
「野球を好きなまま成長していくこと」
だと思っています。
野球の詳しいことが分からなくても大丈夫。
ママさんだからこそ見える「成長」があります。
その成長を、一番近くで見つけてあげてください。
