「“分かってほしかっただけ”なのに、最後は傷つける言葉しか出てこなかった」〜夫婦が“本音”を伝えようとして、逆に壊れていく時がある〜【夫婦学】
夫婦喧嘩って。
最初から、
相手を傷つけたくて始まること、
そんなに多くないと思うんです。
本当は。
分かってほしかった
寂しかった
苦しかった
気づいてほしかった
ただ、
それだけだったりする。
でも。
気づけば。
「どうせ分からへんやろ!」
「もういい!」
「なんでそんな言い方なん?」
って。
お互い、
刃みたいな言葉を投げ合ってる。
そして。
喧嘩が終わった後。
残るのは、
勝ち負けじゃなく。
“変な虚しさ”
だったりする。
僕、
これって。
夫婦が“嫌い合ってる”
というより。
“分かってもらえなかった痛み”
が、
ぶつかり合ってる時もあると思うんです。
以前、
ある人がこんなこと言ってました。
「本当は、
“お疲れさま”
って言ってほしかっただけなんです」
って。
でも実際に出た言葉は。
「なんで何もしてくれないの?」
だった。
これ、
すごく人間っぽいなと思ったんです。
人って。
弱さをそのまま出すの、
怖いんですよね。
寂しい
不安
甘えたい
助けてほしい
それを素直に出して、
受け止めてもらえなかった時。
かなり傷つく。
だから。
先に怒りの形に変えてしまう。
つまり。
“攻撃”
に見える言葉の奥に。
“助けて”
が隠れてることがある。
でも。
言われた側は、
当然傷つく。
すると今度は。
「こっちだって頑張ってる!」
になる。
ここから、
“分かってほしい同士”
のぶつかり合いが始まる。
僕、
夫婦って。
どっちが正しいか、
じゃなく。
“どっちも苦しかった”
こと、
結構あると思ってるんです。
でも。
苦しい時の人間って。
相手の痛みを見る余裕、
なくなるんですよね。
自分が限界だから。
ぽんちゃんと一緒にいても、
思うんです。
人って。
安心してる時は、
優しくなれる。
でも。
余裕なくなると。
言葉が雑になる。
反応が冷たくなる。
それでまた。
相手が傷つく。
夫婦って。
愛情があるからこそ、
傷も深くなるんですよね。
どうでもいい相手なら。
そこまで期待しない。
そこまで苦しくならない。
でも。
「この人には分かってほしい」
が強いから。
届かなかった時、
苦しくなる。
あと。
長く一緒にいる夫婦ほど。
“言わなくても分かる”
を期待し始める。
でも現実は。
言わないと、
分からないことも多い。
なのに。
言葉にするのが遅れる。
すると。
小さい寂しさが、
少しずつ溜まっていく。
気づいてほしかった
声かけてほしかった
大事にしてほしかった
それを飲み込み続けた結果。
ある日突然、
爆発する。
でも本当は。
その爆発の奥にあるのって。
“嫌い”
じゃなく。
“悲しかった”
なのかもしれません。
僕、
夫婦関係って。
“言葉選び”
より先に。
“安心して弱さを出せるか”
が大事なんじゃないかなと思っています。
例えば。
「なんで分かってくれないの!」
じゃなく。
「ちょっと寂しかった」
って言える空気。
でも。
その弱さを出して、
笑われたり、
否定された経験があると。
人はまた、
鎧を着る。
だから。
夫婦って。
“本音を言う技術”
というより。
“本音を受け止めてもらえた経験”
の積み重ねなのかもしれません。
もし今。
傷つけ合いが増えてるなら。
その奥に。
“本当は何を分かってほしかったのか”
が、
隠れてることもある。
怒りの下にある、
小さい寂しさ。
強い言葉の奥にある、
弱さ。
そこを、
お互いが少しだけ見られると。
夫婦って、
また空気が変わり始める気がしています。
人って。
本当に安心した時。
攻撃しなくなるんですよね。
だからこそ。
“分かってほしい”
が、
“傷つけ合い”
に変わってる時ほど。
本当は、
どちらも苦しかったのかもしれません。
次回予告(明日18時投稿)
次回は、
「“この人といると自分が嫌いになる”時、夫婦に何が起きているのか」
について書こうと思います。
一緒にいると自己否定が増える
自分らしくいられない
気づけば笑えなくなってる
そんな、
“心が削られていく関係”
について触れてみます。
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