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「誰も見ていない時のあなたを、一番見ている人がいます。」【関係性のリアル】

「僕、褒められると伸びるタイプなんです。」

そんな冗談を聞くことがあります。

確かに、

誰だって認められたらうれしい。

「ありがとう。」

「助かったよ。」

そんな一言があるだけで、

また頑張ろうと思えます。

だから、

褒められることは決して悪いことではありません。

でも最近、

こんなことを考えるようになりました。

誰にも褒められなくても続けられる優しさは、本物なのかもしれない。


誰かが見ている時だけ、優しくなっていないだろうか

人は、

誰かに見られていると少し頑張れます。

職場では笑顔になる。

外では礼儀正しくなる。

困っている人を見れば手を貸す。

それは素敵なことです。

でも、

家に帰った瞬間、

無表情になってしまう。

パートナーには「ありがとう」を言わない。

返事も適当になる。

そんなことはありませんか。

外では優しいのに、

一番近くにいる人には優しくできない。

実は、

そんな相談を受けることが少なくありません。


昔の人は「お天道様が見ている」と言った

子どもの頃、

年配の方からよく聞いた言葉があります。

「お天道様が見ているよ。」

今思えば、

「悪いことをするな。」

という意味だけではなかったように思います。

誰にも見られていなくても、

自分の行いは、

自分自身が一番知っている。

だから、

目先の評価だけで生きなくてもいい。

そんな励ましの言葉でもあったのではないでしょうか。


夫婦は、誰も見ていない時間が一番長い

夫婦には、

拍手もありません。

表彰もありません。

SNSで「いいね」が付くわけでもありません。

毎日の

「おはよう。」

「おかえり。」

「ありがとう。」

「お疲れさま。」

その一つひとつを、

誰かが評価してくれることはありません。

でも、

だからこそ思うんです。

誰も見ていない時間に、

どんな言葉をかけているか。

どんな表情を向けているか。

そこに、

その人の本当の優しさがあるのではないかと。


優しさは、拍手がなくても続けられるだろうか

もし、

「ありがとう。」

と言っても、

相手が何も反応してくれなかったら。

それでも言い続けられるでしょうか。

もし、

自分だけが気遣っているように感じたら。

それでも思いやりを持ち続けられるでしょうか。

正直、

簡単ではありません。

僕だって迷います。

でも、

優しさは見返りのためにあるものではなく、

自分がどんな人でありたいかを表すものなのだと思っています。


一番知っているのは、自分自身

誰かをごまかすことはできるかもしれません。

でも、

自分だけはごまかせません。

「あの時、本当は冷たい言い方をした。」

「今日は相手の話を聞かなかった。」

そんなことも、

自分はちゃんと覚えています。

逆に、

「今日は疲れていたのに笑顔で迎えられた。」

「ありがとうを伝えられた。」

そんな小さなことも、

自分自身は知っています。

だから、

人は自分の行動によって、

少しずつ自分を好きになったり、

嫌いになったりするのかもしれません。


夫婦は、お互いの心を育て合っている

夫婦は、

生活を共にするだけの関係ではありません。

毎日の言葉や態度で、

相手の心を少しずつ育てています。

だから、

「見ているからやる。」

ではなく、

「大切だからやる。」

そんな関係になれたら、

きっと安心は育っていきます。

相手が気づいてくれなくてもいい。

すぐに返ってこなくてもいい。

今日の思いやりは、

いつか安心という形になって、

二人の間に積み重なっていく。

僕はそう信じています。


誰も見ていない今日だからこそ

50代になると、

派手な成功よりも、

静かな幸せが恋しくなります。

誰かに評価されることより、

家に帰ってホッとできることの方が、

ずっと大切に感じるようになります。

だから今日、

誰も見ていないところで、

パートナーに一つだけ優しい言葉をかけてみませんか。

その一言を、

世の中の誰も知らないかもしれません。

でも、

相手の心はきっと覚えています。

そして何より、

あなた自身が知っています。

その積み重ねが、

安心して本音を話せる夫婦をつくっていくのだと、

僕は思っています。

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