「どうして変わってくれないの。」その言葉の裏で、あなたはもう疲れ果てているのかもしれません。【夫婦学】
人は安心した時にしか、本音を話せない。
このシリーズでは、「安心」「本音」「受容」が人生をどう変えていくのかを、一緒に考えていきます。
「どうして、何度言っても変わってくれないんだろう。」
夫婦関係の相談の場で、
本当によく聞く言葉です。
私はこれまで、
この言葉を口にする方を、
数えきれないほど見てきました。
多くの場合、
その方は、
「相手のここが直れば、
きっとうまくいくのに。」
と、
本気で信じています。
そして、
何度も、
同じことを伝え続けます。
優しく伝えたこともあれば、
強く言ったこともある。
それでも、
相手は変わらない。
そのやり取りを、
何年も繰り返してきた方に、
私は数多くお会いしてきました。
本当は、「変えようとすること」自体に、もう疲れ果てているのではないでしょうか。
ここで、
一つだけ、
正直に言わせてください。
「変わってほしい。」
と言い続けている方の多くは、
実は、
相手を変えることが目的ではなく、
「変えようとし続ける自分」
に、もう疲れ果てています。
「また同じことを言わなきゃいけないのか。」
「言っても無駄なんじゃないか。」
「それでも、言わなかったら、
このまま何も変わらない気がする。」
そう思いながら、
それでも、
言い続けてしまう。
本当は、
「もう、変えようとするのをやめたい。」
そう思ったことは、ありませんか。
その気持ちを、
「諦め」
だと感じて、
自分を責めてしまってはいませんか。
でも、
それは、
諦めではなく、
限界まで頑張ってきたことの、
自然な結果なのだと、
私は思います。
この疲れが生まれるのは、「変わってほしい」の裏に、「愛されたい」という願いが隠れているからです。
なぜ、
「変わってほしい」
という気持ちは、
これほど人を消耗させるのでしょうか。
私は、
その理由を、
こう考えています。
「変わってほしい」
という言葉の裏には、
たいてい、
「私を大切にしてほしい」
「私の気持ちを、
分かってほしい」
という、
もっと切実な願いが
隠れています。
つまり、
相手の行動そのものより、
「自分がどう扱われているか」
の方が、
本当の問題なのです。
だからこそ、
行動が一つ直っても、
根本の願いが満たされない限り、
「次はここを直してほしい」
と、
願いは終わりません。
これは、
わがままなのではありません。
大切にされたいと願うことは、
誰にとっても、
自然な気持ちです。
今日、「変わってほしい」と思う自分に、一つだけ聞いてみてください。
「私は、相手のこの行動を、変えてほしいのだろうか。」
「それとも、私は、大切にされていると感じたいのだろうか。」
どちらが正解、
というものではありません。
すぐに答えが出なくても、
構いません。
ただ、
「変わってほしい」
という言葉の奥に、
もう一つ別の願いが
隠れていないか。
その問いを、
今日一日だけ、
自分自身に向けてみてください。
あなたにとって、
その答えは、
何でしょうか。
次回予告(明日18時投稿)
「許す」ことと、「忘れる」ことは、同じではありません。
今回、「変わってほしい」という願いの奥にある、大切にされたいという気持ちについてお話ししました。次回は、夫婦の間でよく混同される、「許すこと」と「忘れること」の違いについて考えていきます。一緒に考えていきます。
#絆深 #夫婦関係 #夫婦 #夫婦関係の悩み #夫婦げんか #パートナーシップ #家族 #自己肯定感
今日はここまで。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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小さな安心
今日も3人の方の本音を聞かせていただくことができました。
本音を聞くのは、自分の我を通すことではなく、
相手を存分に知ること、と実感しました。
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また明日18時。
ここでお会いしましょう。
