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洗濯物を畳んでくれた背中に、「ありがとう」を言わずに、テレビを見続けたことはありませんか。【夫婦学】

人は安心した時にしか、本音を話せない。
このシリーズでは、「安心」「本音」「受容」が人生をどう変えていくのかを、一緒に考えていきます。


「ありがとう。」

パートナーが、

黙って洗濯物を畳んでいる、

その背中を見ながら、

の一言を言わずに、

テレビを見続けてしまったことは、

ありませんか。

ゴミを出してくれた時。

先に食器を洗ってくれた時。

子どもを送り迎えしてくれた時。

私はこれまで、

夫婦関係のご相談の中で、

「感謝していないわけじゃないのに、

言葉にする機会を、

ずっと逃し続けている。」

という話を、

数えきれないほど聞いてきました。


「ありがとうって言おうと思ったのに。」その一瞬を、何度、逃してきましたか。

心の中では、

こう思ったことは、

ありませんか。

「今、

ありがとうって言おう。」

そう思った、

まさにその瞬間に、

子どもが泣き出したり、

スマホが鳴ったり、

別の家事に

気を取られたり。

言おうとしたタイミングを、

そのまま、

逃してしまう。

そして、

数分後には、

「今さら、

わざわざ言うのも変だな。」

と、

その一言を、

そっと飲み込んでしまう。

これを、

何日も、

何ヶ月も、

繰り返しているうちに、

「ありがとう」

を言うこと自体が、

なんとなく、

気恥ずかしいものに

なっていく。

そんな経験、

ありませんか。


「ありがとう」が減っていくのは、感謝が減ったからではなく、当たり前になっていくからです。

なぜ、

これほど

「ありがとう」

が言いにくくなっていくのでしょうか。

私は、

一番大きな理由は、

「感謝がなくなったから」

ではなく、

「その行動が、

日常の一部になったから」

だと思っています。

出会ったばかりの頃は、

相手のどんな行動も、

新鮮で、

特別なことに見えます。

でも、

一緒に暮らす時間が

長くなるほど、

洗濯物を畳むことも、

ゴミを出すことも、

「いつものこと」

になっていきます。

「いつものこと」

に対して、

毎回、

言葉で感謝を示すのは、

不思議と、

難しくなっていくのです。

これは、

感謝の気持ちが

消えたということではありません。

感謝の気持ちが、

「当たり前」

という感覚の下に、

埋もれてしまっているだけなのだと、

私は思っています。


今日、いつもの行動を見た瞬間に、その一言を、一つだけ声に出してみてください。

「ありがとう。」

改めて言うのが

照れくさければ、

短くて構いません。

「助かる。」

「いつもありがとね。」

これだけでも、

十分です。

大切なのは、

完璧な感謝の言葉ではなく、

「当たり前になっていたことに、

気づいている」

というサインを、

相手に届けることです。

今日、

いつも通りの行動を

見た瞬間に、

一度だけ、

その一言を、

飲み込まずに、

声に出してみませんか。


次回予告(明日18時投稿)

「一つの夫婦が変わると、世界は少しだけ優しくなる。」

今回、「ありがとう」を言い忘れてしまう、日常の当たり前についてお話ししました。これまで、違い、本音、大丈夫、正しさ、許すこと、愛してる、ごめんね、ありがとうと、一緒に考えてきました。次回は、こうした一つひとつの積み重ねが、夫婦という関係を越えて、どこまで広がっていくのかについて考えていきます。一緒に考えていきます。

#絆深 #夫婦関係 #夫婦 #夫婦関係の悩み #感謝 #パートナーシップ #家族 #自己肯定感


今日はここまで。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。

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小さな安心
今日、母が認知症グループホームに入って、初めて面会に行ってきました。
僕の顔を見つけると、嬉しそうに指さしていました。
認知になるって、いろんな雑念をなくして、
自分の心に素直になれるんじゃないかと
感じて帰ってきました。

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また明日18時。
ここでお会いしましょう。

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