「『違う』から、もう無理だと思っていた。」〜『違う』からこそ、一緒に生きる意味がある。〜【夫婦学】
人は安心した時にしか、本音を話せない。
このシリーズでは、「安心」「本音」「受容」が人生をどう変えていくのかを、一緒に考えていきます。
「あなたは、相手と『違う』ことを、どれだけ受け入れられていますか。」
「なんでそんな考え方をするの?」
「どうして分かってくれないの?」
夫婦であれば、
一度や二度では済まないほど、
そんな場面に出会います。
育った家庭が違う。
価値観が違う。
お金の使い方も、
休日の過ごし方も、
愛情の伝え方も違う。
その違いに疲れて、
「やっぱり合わなかったのかな。」
そう思ってしまう人も少なくありません。
でも、本当にそうなのでしょうか。
「私たちは、違いを『問題』として見てしまう習慣があります。」
夫婦相談をしていると、
多くの人がこう話されます。
「相手が変わってくれれば、うまくいくんです。」
でも、その言葉の奥には、
「私が正しい。」
という思いが隠れていることがあります。
もちろん、
誰も悪気はありません。
自分の育ってきた環境では、
それが当たり前だったからです。
だから、
違う考え方に出会うと、
無意識に「間違っている」と感じてしまう。
そして、
その違いをなくそうとして、
苦しくなってしまうのです。
「僕は、『違い』は夫婦を壊す原因ではなく、支え合うために与えられたものだと思っています。」
私は、たくさんのご夫婦と出会ってきました。
その中で気づいたことがあります。
うまくいっている夫婦は、
価値観が同じなのではありません。
違いを知っているのです。
そして、
「この人は私とは違う。」
という事実を、
責める理由ではなく、
理解する入口にしています。
考えてみれば、
右手と左手は違います。
目と耳も違います。
それぞれ役割が違うからこそ、
一人の人間として生きていけます。
もし全部が同じだったら、
支え合うことはできません。
夫婦も同じではないでしょうか。
違いがあるから、
補い合える。
違いがあるから、
新しい考え方に出会える。
違いがあるから、
昨日まで知らなかった世界を見ることができる。
だから僕は、
違いとは、
神様が二人に与えた「問題」ではなく、
「共に創っていくための贈り物」なのだと思っています。
「『違い』をなくそうとすると、夫婦は苦しくなります。『違い』を生かそうとすると、夫婦は強くなります。」
夫婦とは、
同じ人間になることではありません。
違うままで、
一緒に歩くことです。
「どうして違うの?」
ではなく、
「その違いには、どんな意味があるんだろう。」
そんな問いに変わった時、
見える景色は大きく変わります。
違いを敵にしなくなった夫婦は、
相手を責める時間より、
相手から学ぶ時間が増えていきます。
その積み重ねが、
安心を育て、
本音を育て、
信頼を育てていくのだと思います。
「今日だけは、『違う』と思った瞬間に、一つだけ質問をしてみませんか。」
「どうして、そう思ったの?」
責めるためではありません。
理解するためです。
相手の答えを最後まで聞いてみてください。
きっと、
今まで見えていなかった景色があります。
違いを知ることは、
相手を知ること。
そして、
自分自身を知ることでもあります。
その一歩が、
二人の未来を変えていくかもしれません。
次回予告(明日18時投稿)
「『違い』を受け入れた時、人は初めて『支え合う』という意味を知る。」
「支え合いましょう。」
その言葉はよく耳にします。
でも、
支え合いは、
どうすれば生まれるのでしょうか。
次回は、
「支え合い」が生まれる本当の理由について、一緒に考えてみたいと思います。
#夫婦関係 #夫婦の本音 #安心して話せる関係 #受容 #違いを認める #支え合い #絆深 #最期にありがとう
今日はここまで。
最後まで読んでくださって、
本当にありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーー
小さな安心
明後日は、神戸で行われる交流会の中で、
ミニ体験会を行うことになりました。
わずかな時間ではありますが、みんなで楽しめたらと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーー
また明日18時。
ここでお会いしましょう。
