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他人や出来事のせいにしたくなるのは無意識の自己否定
私たちが人間関係の中で感じる「嫌い」「許せない」という気持ちの奥には、
じつは“不安”や“怖さ”が隠れていることがあります。
相手の言葉や態度が、過去に感じた寂しさや否定の記憶と結びついて、
まず体が反応し、そのあと感情や思考が湧いてくる──そんな順番です。
胸がきゅっとする、肩に力が入る、呼吸が浅くなる……
これらは心が「今、安心がほしいよ」と教えてくれているサイン。
でも、つらい感情をそのまま感じるのが苦しいと、
私たちは無意識に「相手のせいだ」「この状況が悪い」と外に理由を探してしまうことがあります。
それは悪いことではなく、心が自分を守ろうとしている自然な反応です。
大切なのは、「あ、今わたしは不安なんだな」「怖いって思ってるんだな」と、
その感情をそのまま認めてあげること。
それだけで、感情に飲み込まれずに落ち着きを取り戻しやすくなります。
安心感は、外からだけでなく自分の中にも育てることができます。
不安や怖さは敵ではなく、「わたしが安心を必要としている」という大切なサイン。
そのことに気づけるだけで、感情との付き合い方がやわらかく変わっていきます。
