お昼ごはんを食べるか否か
一人で過ごす休日。
朝から出かけてショッピングなり映画なりして時間をつぶす。
特に帰宅する時間は決めていないけれど、恐らく17時~18時。
このシチュエーションを少し想像していただきたい。
そして、運命を左右する、次の質問をじっくりと吟味していただきたい。
『あなたはこの日、外でお昼ごはんを食べますか?』
……は?
なんじゃそのしょーもない質問は。
と思ったそこのあなた。
否!!!
恐らく食べる人が大多数かなと思うわけですが、
あえてこういうありふれた疑問に向き合ってみようじゃありませんか。
周りの友達に訊いたら、
「ラーメンやな。」「マクドとかで済ますかな~。」「スタバ。」
と、好みは人それぞれながら、みんな「食べる」という選択をしてました。
(※スタバって昼ごはんになるのか……?)
日本では小さいときから一日三食がノーマルとして教えられるというか、
子育てのスタンダードでそれが親の義務みたいになってるというか。
大人になっても減らすならスヤスヤタイム確保のための朝ごはんが多い。
とはいえ!!
私が気にしてるのは『休日に一人で出かけた時のお昼ごはん』なのです。
結論から言うと、私はほとんどこのシチュエーションでは食べません。
「食べない」という選択をしている人間の頭の中で、
一体なにが起こっているのかを二つのポイントを用いて解説します。
まずは一つ目のポイント。
大体、外食ランチの相場は1,000円前後じゃないですか。
(※昼から4,000~5,000円のランチを毎回食べるリッチマンの方は、
貧乏人のたわごとと思ってほほえましく読んでいただければ幸いです。)
つまり、お昼ごはんを食べるか否かの選択をする際、
その1,000円でできることとお昼ごはんが天秤にかけられているんです。
や。お昼ごはんよりも、1,000円でこれ買おう。
となってしまったら、その日はお昼抜き!!
この1,000円がポイントなのですが、1,000円で何かと解決できる趣味の人は結構お昼ごはんを犠牲にしていると思うんですよ。
例えば、私の趣味である読書であれば、
文庫本一冊が1,000円するかしないか、
毎週行くバッティングセンターは6打席分のコインがちょうど1,000円。
お昼ごはんを一食抜くだけで、それらの娯楽が楽しめるわけです。
あぁ…。この趣味で生きている以上、お昼ごはんが勝つ日は遠い…。
「なんかケチくさいなぁ」と思われる方もいると思うので少し言い訳を。
これはあくまで『一人で過ごす休日』です。
私も友達や家族、恋人と過ごすときは普通に食べるんですよ。
てか、そこで食べるからこそ、一人では尚食べないともいえるんです。
これが二つ目のポイントォォ!!!
だれかと食べるごはんってめっちゃ美味しいやん。
注文してから料理が出てくるまでの時間も楽しいし、
メニューを見て、これも美味そう、こっちも食べてみたいな、とか
ウダウダ話してる時間も調味料になったりするわけですよ。
私は「ごはん=だれかと楽しむ時間も含めての食べ物」というイメージを、
これまでの私の素敵な友人たちに植え付けられてしまっているんです。
だから、一人で食べても「うまい!!」だけで終わるのが少し寂しい…。
考えようによっては、
一人の時の1,000円を文庫本にもバッティングセンターにも使わずに
キープしておけば、次に誰かとごはんを食べるとき、
2,000円でちょっといいものが食べられたりするかもしれません。
気前よく「今日はおれがハッピーセットをごちそうしてやるよ。」とイケメンボイスで伝えた日には私の評価がうなぎ上りになること間違いなし。
もちろん、これは人それぞれの価値観だと思うので、
みなさんがどう思っていようとそれが納得解だと思います。私も含めて。
周りの意見に流されず、確固たる自分の意志を持つこと。
まさにいまの時代に必要不可欠な能力じゃないですか!
……どうですか。
この身も蓋もない時間。
それらしくかっこいいことを言ってると見せかけて、
中身は「お昼ごはんを食べるか否か」というしょーもないテーマ。
それでも、世の中こんな感じでゆるくあればいいなぁと思ったりします。
おしまい。
